ジェシー・アイゼンバーグ初監督作品、映画『僕らの世界が交わるまで』。この度、大塚寧々と鈴木福によるナレーションの日本版予告映像が公開された。
2022年サンダンス映画祭でのワールドプレミア上映を経て、第75回カンヌ国際映画祭批評家週間のオープニング作品に選出された本作は、『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた俳優、ジェシー・アイゼンバーグの初長編監督作品。
製作は、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したエマ・ストーンが、デイブ・マッカリーと共に設立した映画/TV制作会社「フルート・ツリー」。
そしてこの度、ドタバタ人間模様を描く本作の日本版予告映像が公開された。ネット上で音楽活動をするジギー(フィン・ウォルフハード)と、社会奉仕に身を捧げるエヴリン(ジュリアン・ムーア)はお互いのことが理解できずにぶつかり合ってばかり。
自分のことをわかってもらえない状況にフラストレーションを募らせ、ときに口論し、ぶつかり合うふたりだが、「自己愛が強くてそっくりだ」と評される似た者同士。空回りを続ける彼らがそれぞれの失敗を経て辿り着く、お互いへの想いとは‥‥?
日本版予告映像では、エヴリン視点のナレーションを大塚寧々が、ジギー視点のナレーションを鈴木福がそれぞれ担当している。
【コメント】
▼大塚寧々
声で表現することは好きなので、ナレーションのオファーが来たときはうれしかったです。母と息子のすれ違いがすごく切ない作品ですが、それでもお互いが母のこと、息子のことを想っている姿を観て、家族っていいなと思いました。家族といえども、自分の理想通りには動いてくれない。そんなもどかしさと切なさにとても共感しました。その寂しさがあるからこそ、誰かを大切にしたいという気持ちになれる映画です。
▼鈴木福
ジギー、エヴリンをはじめとするキャラクター全員に共感できる部分がありました。心がほんのりあたたまるような作品で、いろんなことがあっても、頑張っているジギーが愛らしくて素敵でした。予告編で興味を持ってくださった方には、ぜひこの作品をご覧いただきたいです。
映画『僕らの世界が交わるまで』は、2024年1月19日(金)より全国公開。
DVシェルターを運営する母・エヴリンと、ネットのライブ配信で人気の高校生・ジギー。社会奉仕に身を捧げる母親と、自分のフォロワーのことしか頭にないZ世代の息子は、いまやお互いのことが分かり合えない。しかし彼らの日常にちょっとした変化が訪れる。それは、各々ないものねだりの相手に惹かれ、空回りの迷走を続ける“親子そっくり”の姿だった!
監督・脚本:ジェシー・アイゼンバーグ
製作:エマ・ストーン、デイヴ・マッケイ、アリ・ハーティング
出演:ジュリアン・ムーア、フィン・ウォルフハード、アリーシャ・ボー、ジェイ・O・サンダース、ビリー・ブリック、エレオノール・ヘンドリックス 他
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
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2024年1月19日(金) TOHOシネマズ シャンテ他全国公開
公式サイト bokuranosekai