Jul 21, 2022 news

白鳥晴都、川島鈴遥が姉弟役で再共演 映画『ぜんぶ、ボクのせい』松本優作監督が新たに手がけた「夢で逢えたら」のMVが公開

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駿才・松本優作監督最新作、映画『ぜんぶ、ボクのせい』。主演はオーディションで選ばれた新人・白鳥晴都、ヒロイン・川島鈴遥、そして若手2 人を支える唯一無二の存在で多彩な活躍をみせるオダギリジョー。他にも松本まりか、若葉竜也、仲野太賀、片岡礼子、木竜麻生、駿河太郎と豪華俳優達が参加。

本作のエンディングテーマに大滝詠一の「夢で逢えたら」が使用され、8月3日(水)には「夢で逢えたら」の7インチ・シングルレコードの発売が決定している。この度、『ぜんぶ、ボクのせい』の公開を記念して、松本監督が新たに手がけたエンディング・テーマ大滝詠一「夢で逢えたら」のミュージックビデオが公開された。松本監督が今年5月に新たに撮り下ろした作品となる。

「夢で逢えたら」は大滝詠一がコンポーザーネーム“大瀧詠一”名義で作詞・作曲した楽曲で、100曲をゆうに超えるカバーバージョンが存在するスタンダードナンバー。この度、大滝詠一本人が歌う「夢で逢えたら」を、本作のエンディングテーマのために初めて5.1ch ミックス施した。この初の5.1ch ミックスは映画館で体験することができる。大切な人を強く想う歌詞、そして、美しいメロディーが物語とリンクして胸を打つ。

映画では、母に会いたい一心で児童養護施設から飛び出す少年・優太を白鳥晴都、誰にも言えない苦しみを抱えている女子高生のヒロイン・詩織を川島鈴遥が演じる。同じ孤独を抱え生きる2人だが、ミュージックビデオでは母を亡くした姉弟として再共演。大学生の姉・サツキ役を川島、悩みを抱え引きこもりがちな弟・ハル役を白鳥が演じる。

ミューシックビデオは閉園した遊園地に2人が忍び込み、母との思い出を語るシーンから始まる。サツキは「ハルがお腹の中にいた時にね、お母さんとよく一緒に聴いたの」と話し、ハルに「夢で逢えたら」のカセットテープを見せた。母との思い出がないハルは「母さんに会いたい」と今まで溜め込んでいた思いを呟く。すると、サツキはハルとイヤホンを分け合い「夢で逢えたら」のカセットテープを再生する。

曲が流れると止まっていた遊園地は動き出し、サツキとハルの母が「夢で逢えたら」を口ずさんでいる。サツキとハルはその声を求めて遊園地を探し回る。辺りは次第に暗くなっていき、2人はメリーゴーランドの近くに誰かがいることに気づく‥‥そこには亡くなったはずの母が立っていた。名前を呼ぶ母の声で2人は駆け寄り、今までの時間を埋めるかのように抱きしめ合う。その瞬間、カセットテープの曲が終わり、サツキとハルは目を開ける。夢だったのか現実だったのか、動いていたメリーゴーランドは‥‥。母に会いたいという願いを「夢で逢えたら」によって叶えることができた2人は微笑み合うのだった。

映画『ぜんぶ、ボクのせい』は、8月11日(木・祝)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開。

作品情報
映画『ぜんぶ、ボクのせい』

児童養護施設で母の迎えを待ちながら暮らす優太。ある日、偶然母の居場所を知った優太は、会いたい一心で施設を抜け出した。しかし、そこにいたのは同居する男に依存し自堕落な生活を送っている母だった。絶望した優太は、当てもなく海辺を歩いていると、軽トラで暮らすホームレスの男・坂本に出会う。何も聞かず自分を受け入れてくれる坂本。2人はわずかな金銭を稼ぎながら寝食をともにする。裕福な家庭に育つも、家にも学校にも居場所がない少女・詩織とも顔見知りになる。優太は、自分と同じ寂しさを抱えながらも心優しい詩織に惹かれていく。しかしそんな穏やかな日々もある事件によって終わりを告げる。

監督・脚本:松本優作

出演:白鳥晴都、川島鈴遥、松本まりか、若葉竜也、仲野太賀、片岡礼子、木竜麻生、駿河太郎 / オダギリジョー

配給:ビターズ・エンド

© 2022『ぜんぶ、ボクのせい』製作委員会

2022年8月11日(木・祝) 新宿武蔵野館ほかにて全国公開

公式サイト bitters.co.jp/bokunosei