Oct 25, 2022 news

「皆で彼に敬意を評した」 キャスト&監督がチャドウィック・ボーズマンへの想いを語る 映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』

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全世界歴代興行収入No.1を記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)をはじめ、日本でも大ヒットを記録した『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』など、観客を熱狂の渦に巻き込み続けているマーベル・スタジオが贈る最新作、映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。

本作は、ヒーロー映画としては初となるアカデミー賞作品賞ノミネートを果たすなど、ヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こした、まさにエンターテインメント史に名を刻むこととなった『ブラックパンサー』からつながる物語。

この度、ブラックパンサーを演じた生前のチャドウィック・ボーズマンを捉えた前作の映像やそのメイキングが含まれた、チャドウィックへの熱い想いに溢れた特別映像が公開された。

本作の舞台は、偉大な王であり、ヒーロー/ブラックパンサーであるティ・チャラを失ったワカンダ。国王が不在となったワカンダの元に〈海の帝国〉の脅威が迫る‥‥。

特別映像では、シュリ役レティーシャ・ライトや、ラモンダ役アンジェラ・バセットら、本作の主要キャスト達と、ライアン・クーグラー監督が『ブラックパンサー』を主演として引っ張ってきたチャドウィックへの今の想いを語っている。

それぞれのキャスト達が、チャドウィックを失ったことへの悲しみを抱えながらも、「物語を創ることで、皆で彼に敬意を評した」(アンジェラ・バセット)、「ワカンダの物語をもう度描くことは、祝福の儀式のように思えて感動した」(ルピタ・ニョンゴ)と、彼へのリスペクトを胸に撮影へ挑んだという。

そして、本作の中心人物となるであろうレティーシャは「シリーズの新たな挑戦を見届け、チャドウィックに敬意を表するの。彼の望みは私たちが世界を感動させること」と語るなど、本作へ携わったキャストやスタッフ達の“チャドウィックが注ぎ込んできた想いを継承しそれを最高の作品として世界中へ届ける”という熱い気持ちがひしひしと伝わってくる。

チャドウィックへの並々ならぬ想いが込められた本作で、ワカンダの新たな脅威として登場するのが、テノッチ・ウエルタ演じるネイモアで、〈海の帝国の王〉を演じる。「態度を決めてくれワカンダは味方か敵か」というネイモアと思われるセリフからは、世界トップの技術力を誇る超文明国家ワカンダ相手にも強固な姿勢で迫るネイモアの気迫と冷酷さが伝わってくる。

そんな本作についてキャスト陣は、「物語はとても丁寧に描かれている。だからこそ私たちは全身全霊で演じられた」(ダナイ・グリラ)、「シリーズの一員であることが誇らしい皆が情熱的な演技を披露した」(アンジェラ・バセット)、「その情熱が特別な作品を創り出したんだ」(ウィンストン・デューク)、「アクションと冒険が感情を高ぶらせる見どころが満載」(ルピタ・ニョンゴ)と、それぞれが熱く語る等、彼らから本作への確固たる自信も伺える。

果たしてティ・チャラの想いを受け継いで、ワカンダの危機に立ち向かうのは誰なのか‥‥。映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、11月11日(金)より全国公開。

作品情報
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』

祖国である超文明国家ワカンダの“秘密”を守るという使命を果たすため、ワカンダの国王、そしてブラックパンサーというヒーロー、ふたつの顔を持つティ・チャラ。ティ・チャラの母であり先代の王ティ・チャカの妻でもあるラモンダが王座に座り、彼を失った悲しみを乗り越え、力強く歩んで行こうとする。大きな岐路に立たされているワカンダに迫る新たな敵とは。新たに登場した海に住む部族とワカンダの関係とはいったい‥‥。

監督:ライアン・クーグラー

出演:レティ―シャ・ライト

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

©Marvel Studios 2022

2022年11月11日(金) 日米同時公開

公式サイト marvel.disney.co.jp/movie/blackpanther-wf