主人公リリーを『デッドマン・ウォーキング』(95)でアカデミー賞®主演女優賞を受賞したスーザン・サランドン。長女のジェニファーには『タイタニック』(97)で世界的にその名を知らしめ『愛を読むひと』(08)でアカデミー賞®主演女優賞を受賞したケイト・ウインスレットが演じ、二大オスカー女優がついに初共演!“家族との絆と覚悟”を観る人全てに問いかける感動の物語::『ブラックバード 家族が家族であるうちに』(6/11公開)がTOHOシネマズシャンテほか全国にて日本公開決定、この度本作の冒頭映像が解禁となった。
海辺の近くに建てられた静かな一軒の邸宅とその周囲の風景を切り取ったシーンから映像は始まる。邸宅の周りには他の家はもちろん、景色を遮るものも何もなく、見渡す限りの静謐で美しい環境。そんな中、その邸宅の中から、大きな窓を開けて外の空気を入れるポールの姿が見える。その後映しだされるのはベッドからぎこちなく起き出す母リリーの様子。自分の意思で身体を動かすには限界が来ている彼女をポールは心配そうに見つめるが「一人でできるわ」と気丈に振る舞い、降り立ったキッチンでは「陰気な曲」を嫌がったリリーが変更した楽しそうな音楽に寄り添いながら、この上なく幸せそうに踊りだす。安楽死を決意した週末、あくまでもいつも通りに振る舞おうとする二人の夫婦の姿を切り取った冒頭映像となっている。
STORY
ある週末の朝、リリー(スーザン・サランドン)は夫のポール(サム・ニール)と暮らす静かな海辺の邸宅に、娘のジェニファー(ケイト・ウィンスレット)、アナ(ミア・ワシコウスカ)とその家族たち、そしてリリーの学生時代からの大親友で家族同然のリズ(リンゼイ・ダンカン)を集める。しかしそれはともに楽しい時を過ごすためのものではなく、安楽死を選択したリリーが“家族が家族であるうちに”過ごすために自らが用意した最後の時間だった。集った家族とその友人たちは、それぞれ平静さを装いながら母の願いである最後の晩餐に参加する。しかし、あるきっかけで緊張の糸が切れ、次々と明かされていくそれぞれの秘密。そして最後に家族がとった行動とは…。
監督:ロジャー・ミッシェル
脚本:クリスチャン・トープ
出演:スーザン・サランドン、ケイト・ウィンスレット、ミア・ワシコウスカ、サム・ニール、リンジー・ダンカン、レイン・ウィルソン、ベックス・テイラー=クラウス、アンソン・ブーン
2019年/アメリカ、イギリス/英語/97分/スコープサイズ/5.1ch/原題:Blackbird/日本語字幕:斎藤敦子
配給:プレシディオ、彩プロ PG12 © 2019 BLACK BIRD PRODUCTIONS, INC ALL RIGHTS RESERVED
公式HP:blackbird.ayapro.ne.jp