『6才のボクが、大人になるまで。』がアカデミー賞6部門にノミネートされたリチャード・リンクレイター監督が、主演にケイト・ブランシェットを迎えて贈る話題作、映画『バーナデット ママは行方不明』の特別映像が公開された。
この度公開されたのは、本作の主演・バーナデットを演じたケイト・ブランシェットと、娘のビーを演じたエマ・ネルソンによる、貴重な“親子”対談のインタビュー映像。
劇中ではまるで親友のような関係のバーナデットとビーだが、その撮影の舞台裏とは‥‥?リンクレイター監督との撮影秘話から、ケイトと子供たちの私生活まで、2人から貴重なエピソードの数々を明かされる。
まず話題は2人のキャラクター作りについて。エマは本作が映画デビューとなるが、彼女の演技を、オスカー俳優であるケイトは大絶賛。「エマは素晴らしくて、ただ見ていれば良いからリック(リンクレイター監督)は撮影をしやすかったはず。頭がよく、個性がある」と話し、「私の歳になっても何が正しいのか学んでいる途中なのに!」と笑いながら語る。
ケイトが演じるバーナデットについては、その憑依具合に思わずリンクレイター監督も驚いたという。「リハーサルに歩いて来た姿が窓から見えて、リックが“彼女こそがバーナデットだ!”って」と、エマが撮影時のエピソードを打ち明ける。
ケイトは、子育てに奔走するバーナデット役にちなみ、自身の子育てについてもコメント。劇中にも登場する、車中での親子のコミュニケーションについて、ケイトと子供たちの経験を明かし「車の中で空気が悪くなるようなメールが届くことも。子供に“そんなこと言ったらだめ”と言われたり“心配しないで何をそんなに心配しているの”と言われたり、そんなこと言われたら涙が溢れてくる。バーナデットとビーの関係は、まさにそういったものね。」と、バーナデットとビーの関係を自信の親子関係に重ね合わせた。
映画『バーナデット ママは行方不明』は、2023年9月22日(金)より全国公開。
シアトルに暮らす主婦のバーナデット。夫のエルジーは一流IT企業に勤め、娘のビーとは親友のような関係で、幸せな毎日を送っているように見えた。だが、バーナデットは極度の人間嫌いで、隣人やママ友たちとうまく付き合えない。かつて天才建築家としてもてはやされたが、夢を諦めた過去があった。日に日に息苦しさが募る中、ある事件をきっかけに、この退屈な世界に生きることに限界を感じたバーナデットは、忽然と姿を消す。彼女が向かった先、それは南極だった‥‥!
監督・脚本:リチャード・リンクレイター
出演:ケイト・ブランシェット、ビリー・クラダップ、エマ・ネルソン、クリステン・ウィグ
配給:ロングライド
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Wilson Webb / Annapurna Pictures
2023年9月22日(金) 新宿ピカデリーほかにて全国公開
公式サイト bernadette