Feb 15, 2022 news

創作活動も夫婦関係も停滞中の映画監督カップルの物語 映画『ベルイマン島にて』予告映像が公開

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第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され高評を得た、ミア・ハンセン=ラブ監督の最新作、映画『ベルイマン島にて』が4月22日(金)より全国順次公開されることが決定。あわせて予告映像が公開された。

公開された予告映像では、映画監督カップルのクリスとトニーが、スウェーデンのフォーレ島へやってくるシーンから始まる。「フォーレ島」そこはスティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシなど、今日の巨匠と呼ばれる映画監督たちに、多大な影響を与えた“20世紀最大の巨匠”イングマール・ベルイマンが数々の傑作を生みだした島。彼のかつての仕事場が、現在世界中のアーティストに開放されており、クリスとトニーは新作のインスピレーションを得ようと、島でひと夏を過ごすことにした。

2人は<離婚する人が続出した映画>と言われたベルイマン監督の『ある結婚の風景』が撮影された家で過ごすうちに、まるでその魔力にかかったかのように少しずつギクシャクし始める。そんな中、クリスは、フォーレ島で再会し恋心が再燃するかつての恋人同士の物語を紡ぎ始める。だが、クリスが「脚本執筆は拷問みたい」と悪戦苦闘しながら書いた新作の構想を相談しても「(そんなに辛いなら)他のことをやれば?」とトニーは他人事のようにクールな返事しか返してくれない。そんな彼に苛立ちを隠せないクリス。やがて島で見つけた暮らしや思いがけない出会いが、彼女の心模様を変えていく。

映画『ベルイマン島にて』は、4月22日(金)よりシネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開。

作品情報
映画『ベルイマン島にて』

アメリカからスウェーデンのフォーレ島にやってきた映画監督カップルのクリスとトニー。創作活動にも互いの関係にも停滞感を抱いていた二人は、敬愛するベルイマンが数々の傑作を撮った北欧の島でひと夏暮らし、インスピレーションを得ようと考えた。やがて島の魔力がクリスに作用し、彼女は自身の初恋を投影した脚本を書き始めるのだが‥‥。

監督・脚本:ミア・ハンセン=ラブ

出演:ヴィッキー・クリープス、ティム・ロス、ミア・ワシコウスカ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー

配給:キノフィルムズ

© 2020 CG Cinéma ‒ Neue Bioskop Film ‒ Scope Pictures ‒ Plattform Produktion ‒ Arte France Cinéma

2022年4月22日(金) シネスイッチ銀座ほか全国順次公開

公式サイト bergman-island.jp