『イヴ・サンローラン』(14)でセザール賞を受賞し、本国のみならず全世界で賞賛の声が上がった俊英ピエール・ニネが主演を務める映画『ブラックボックス:音声分析捜査』。監督は『パーフェクトマン 完全犯罪』のヤン・ゴズラン。音声分析官が暴く航空機業界の知られざる闇を描く。
ヨーロピアン航空の最新型機がアルプスで墜落し、乗客・乗務員316人全員の死亡が確認される。謎の疾走を遂げた上司に代わり責任者として調査をまとめるよう任命されたマチュー。被害者の一人が夫に残した事故直前の留守電を聞いて、ブラックボックスの音と違うことに愕然とする。キャリアと命をかけたマチューの危険な探求が始まる。
この度、スリリングな展開で始まる予告映像が公開された。画面に浮かぶ《AM 7:56 アルプス上空》の文字。その奥にあるオレンジ色の箱に黒字で[COCKPIT VOICE RECORDER DO NOT OPEN]と書かれている。不穏な音が飛び交い、音が次第に騒がしくなる、その瞬間映像が切り替わり、ピエール・ニネ演じる音声分析官のマチューが音の波形を凝視しながらその音声を注意深く聴き入っている。そして乗客300名の生存が絶望的であることを告げるアナウンス。天才的ともいえる分析で事故の原因は「テロ」としてすぐに解決した‥‥かに思えたが、そのあと何かに気づいたマチュー。
自らのキャリアだけでなく命さえも危険にさらしてまでマチューが見たがる《真相》=《ブラックボックス》=《パンドラの箱》にはいったいなにがあるのか。その答えはこの予告映像の中に隠されている。
映画『ブラックボックス:音声分析捜査』は、2022年1月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開。
ヨーロピアン航空の最新型機がアルプスで墜落。乗客・乗務員316人全員の死亡が確認される。司法警察の立会いの下、航空事故調査局の音声分析官が、ボイスレコーダー、通称“ブラックボックス”を開く。いつもなら責任者のポロックに同行するのは、最も優秀なマチューだったが、天才的なあまり孤立していた彼は外されてしまう。だが、まもなくポロックが謎の失踪を遂げ、引き継いだマチューは「コックピットに男が侵入した」と記者会見で発表する。マチューの分析は高く評価され、責任者として調査をまとめるよう任命される。ところが、被害者の一人が夫に残した事故直前の留守電をきっかけに、さらなる陰謀を疑ったマチューはキャリアと命さえもかけて、危険な探求を始める。
監督・脚本:ヤン・ゴズラン
出演:ピエール・ニネ、ルー・ドゥ・ラージュ、アンドレ・デュソリエ
配給:キノフィルムズ
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