2017年、ナタウット・プーンピリヤ監督による長編2作目として本国タイで公開され、国内興行収入1位、16の国と地域でサプライズヒットを記録した『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』。そんな傑作映画のリメイク作、映画『BAD GENIUS/バッド・ジーニアス』が公開される。この度、本作の予告映像とポスターが公開された。

日本でもヒットしたこの名作のリメイクを手がけるのは、フランス映画『エール!』を『コーダ あいのうた』としてハリウッドリメイクし、第94回アカデミー賞作品賞を受賞したスタッフ陣。
物語は、貧しい家庭に育つ天才少女・リンが有名高校に特待入学するところから始まる。落第の危機に瀕した親友を助けるため、リンは試験中にある方法で答えを教えてしまう。その事件をきっかけに、リンを取り巻く環境は一変。やがて、世界を跨ぐカンニング計画の実行へ発展していく。


天才的頭脳で自らの道を切り開く主人公・リンを演じるのは、スティーヴン・ソダ―バーグ監督のホラー『プレゼンス 存在』で鮮烈な印象を残した新生、カリーナ・リャン。努力型の秀才でリンの相棒となるバンクを演じるのは、全米のティーンから絶大な支持を得るジャバリ・バンクス。ランドリーを営む純朴なリンの父・モウを演じるのは、『アベンジャーズ』シリーズでドクター・ストレンジの相棒ウォン役を演じるベネディクト・ウォン。


メガホンをとるのは、本作が初監督となり、脚本も担当したJ・C・リー。これまでに映画、演劇、テレビシリーズの脚本を数多く担当し、2019年にサンダンス映画祭でプレミア上映された『ルース・エドガー』では高い評価を集めた。さらに、『ル―ス・エドガー』でもリーとタッグを組み、MCUの話題作『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』では、脚本のみならず監督も務めたジュリアス・オナーが共同脚本を担当する。
映画『BAD GENIUS/バッド・ジーニアス』は、2025年7月11日(金)より全国ロードショー。

貧しい家庭で暮らすリンは、全科目で学年トップの成績を収める天才的な頭脳の持ち主で、名門高校に特待生として迎え入れられる。ある日の試験中、親友を救うために奇想天外な方法で解答を教え、好成績を取らせてしまう。そんなリンの才能に目を付けたのが親友の恋人。富豪弁護士を父に持つ彼は、学校の劣等生たちを救済する“危険なビジネス”を持ちかけてくる。しかしそれは、世界を跨ぐ前代未聞のカンニング計画の始まりだった。
監督:J・C・リー
出演:カリーナ・リャン、ジャバリ・バンクス、ベネディクト・ウォン
配給:ギャガ
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2025年7月11日(金) 新宿バルト9 他 全国ロードショー