ウェス・アンダーソンが監督・脚本を務めた最新作、映画『アステロイド・シティ』より、ルパート・フレンドとマヤ・ホークのインタビュー映像が公開された。
ウェス・アンダーソン監督作品には本作が初出演となるルパート・フレンドとマヤ・ホーク。先日公開されたメイキング映像では息ぴったりのダンスを披露した2人だが、この度公開されたインタビュー映像では、正反対ともいえる、それぞれの役作りについて語った。
ルパートは、本作について50年代ごろに活躍した俳優ケイリー・グラントが、クラーク・ゲーブル風にカウボーイを演じたらどうなるかイメージしながら撮影に臨んだという。子供たちやジューン(マヤ・ホーク)に対して友好的でありながら、子供を持っておらず、ジューンとも交際には至らない彼を「切望と茶目っ気を意識して演じた」と語る。
一方のマヤは、「アイコン的な女優を意識してしまうとプレッシャーになるので、身近な人をイメージして演じるほう」だと話す。8歳の10人クラスを率いる先生を演じるうえで、自身が小学生のときにお世話になった“アイカー先生”をイメージしたという。「とても優しく聡明で、快活な楽観主義で、子供も朗らかになるような先生」をイメージしてジューンというキャラクターを作り上げたという。
マヤはウェス監督について、「本当に素晴らしい脚本家」と絶賛。「仮に登場時間がたったの10秒というキャラクターだったとしても、どの人物もしっかりと書きこまれているから、(キャラクターのことが)手に取るようにわかる」とその緻密さをアピール。ルパートも「イメージが湧いてくる脚本」だとマヤに同意し、「モンタナというキャラクターがまるで生き別れになった愛しい兄弟のように感じられた」と役への愛情を語った。
映画『アステロイド・シティ』は、2023年9月1日(金)より全国公開。
時は1955年、アメリカ南西部に位置する砂漠の街、アステロイド・シティ。隕石が落下してできた巨大なクレーターが最大の観光名所であるこの街に、科学賞の栄誉に輝いた5人の天才的な子供たちとその家族が招待される。子供たちに母親が亡くなったことを伝えられない父親、マリリン・モンローを彷彿とさせるグラマラスな映画スターのシングルマザー、それぞれが様々な想いを抱えつつ授賞式は幕を開けるが、祭典の真最中にまさかの宇宙人到来!?この予想もしなかった大事件により人々は大混乱!
監督・脚本:ウェス・アンダーソン
出演: ジェイソン・シュワルツマン、スカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクス、ジェフリー・ライト、ティルダ・スウィントン、ブライアン・クランストン、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、リーヴ・シュレイバー、ホープ・デイヴィス、スティーヴン・パーク、ルパート・フレンド、マヤ・ホーク、スティーヴ・カレル、マット・ディロン、ホン・チャウ、ウィレム・デフォー、マーゴット・ロビー、トニー・レヴォロリ、ジェイク・ライアン、ジェフ・ゴールドブラム 他
配給:パルコ ユニバーサル映画
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2023年9月1日(金) TOHOシネマズ シャンテ、渋谷 ホワイト シネクイントほか全国公開
公式サイト asteroidcity-movie.com