ウェス・アンダーソンが監督・脚本を手掛ける最新作、映画『アステロイド・シティ』。この度、本作で、ウェス・アンダーソン作品の永遠のテーマである【若者の生き方や想像力】を表現する「ジュニア宇宙科学者」を演じた若き俳優たちのエピソードが公開された。
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『グランド・ブダペスト・ホテル』でアカデミー賞4部門を、『犬ヶ島』でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞し、その独特な世界観で観客を魅了しつづけるウェス・アンダーソン。
最新作、映画『アステロイド・シティ』は、US先行公開3日間で1劇場当たり13.2万ドルという好成績で『ラ・ラ・ランド』以来の最高記録を樹立。さらに拡大公開後初週の週末成績で監督作品史上最高記録を達成し、ウェス監督最高傑作との呼び声も高い。
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この度公開されたのは、本作において、ウェス・アンダーソン作品の永遠のテーマ【若者の生き方や想像力】を体現する「ジュニア宇宙科学者」を演じた若き俳優たちのエピソード。このテーマはたとえば『天才マックスの世界』や『ムーンライズ・キングダム』といった作品でも描かれてきた。
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『アステロイド・シティ』では、5人の天才的な子どもたち「ジュニア宇宙科学者」であるリッキー・チョー、クリフォード・ケロッグ、ダイナ・キャンベル、シェリー・ボーデン、ウッドロウ・スティーンベックの10代の若者たちによって物語の歯車が動かされていく。
5人は、背負うことで空を飛べるジェットバックや、物質を跡形もなく分解する電磁波デスレイ、光合成を促進する植物培養箱、地球外元素、月面画像転写機など、世紀の大発明によってジュニア宇宙科学賞を授賞した天才たち。
ところが、そんな天才たちを称える場に、闖入者・宇宙人が現れる。翌朝から、軍は宇宙人の事実を隠蔽しようと街を閉鎖、人々を隔離し、情報が漏れないよう管理しようとするのだが、5人はそれに反抗。中でも「週刊ボブキャット」という学校新聞の共同編集者であるリッキーは、外部に情報を伝えようと並外れた頭脳を駆使して奔走する。
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