日本を代表する天才ビートたけし。芸人としてだけではなく、俳優、絵画などその才能は多岐に渡り、映画監督・北野武としては“世界のキタノ”と呼ばれ、まさに日本を代表する“唯一無二の天才”である。そんな彼の原点であり、師匠である深見千三郎と過ごした日々を描いたNetflix映画『浅草キッド』。
この度、“伝説の天才芸人・深見”と、“唯一無二の天才・ビートたけし”にフォーカスしたフィーチャレット映像が公開された。
ビートたけし本人や実際に深見千三郎に会ったことがある芸人たちから話を聞いた劇団ひとり監督は「とにかく格好良かったみたいですね。みんなすごく影響されていたみたいです」と語り、大泉も「僕が逆に、深見さんを現在のビートたけしさんに重ねた」と役作りについて語った。一方、“唯一無二の天才・ビートたけし”の青春時代を演じた柳楽優弥は「北野たけし役を演じるというのが物凄く大変」だと語るが、監督は「孤高な感じが通ずるんですよね」と柳楽が演じるタケシを絶賛。
またビートたけしといえば「バカヤロー!」が印象的だが、元々は深見の口癖だったということで、劇中で深見が発するありとあらゆる「バカヤロー!」が飛び交う本編映像が切り取られている。監督は「愛情たっぷりのバカヤローもあれば、本当にバカヤローと思っている時のバカヤローもあるから、ニュアンスは見てもらわないと汲み取れないかもしれない」と、ひとことに込めた様々な思いについて語っている。
さらに、「浅草六区 – Connect with the world -」国内外とつながり、共存・還元していく持続可能な文化発信地をコンセプトに、浅草六区地区でまちづくり活動を展開している一般社団法人浅草六区エリアマネジメント協会(代表理事:安田 和章)とNetflixが本作の公開を記念し、映画『浅草キッド』公開記念「浅草キッド祭り」を開催することが決定した。「浅草キッド祭り」期間中は、浅草六区ブロードウェイ(全長300m)及び浅草新仲見世商店街(全長380m)に、「バカヤロー!芸人なら芸で笑いを取れ!」などの劇中の名台詞など、『浅草キッド』にまつわる広告が展開される。加えて、昭和を駆け抜けた芸人の物語を感じる施策をたくさん楽しむことができる。
師から弟子へ受け継がれる想いに、笑って泣けるNetflix映画『浅草キッド』は2021年12月9日(木)よりNetflixにて全世界独占配信。
舞台は昭和40年代の浅草。大学を中退し、“ストリップとお笑いの殿堂”と呼ばれていた浅草フランス座に飛び込み、東八郎や萩本欽一ら数々の芸人を育ててきた・深見千三郎に弟子入りしたタケシ。舞台の上だけでなく日常生活においても芸人たる心構えを求める深見の元、タケシは芸人としての成功を夢見て“笑い”の修行に励んでいたが、テレビの普及と共に演芸場に足を運ぶ人は減る一方…。お茶の間を席巻した大人気芸人を数々育てながら、自身はテレビに出演することがほぼ無かったことから「幻の浅草芸人」と呼ばれた師匠・深見との日々、個性と才能に溢れる仲間たちとの出会い、そして芸人・ビートたけしが誕生するまでを描いた青春映画。
監督・脚本:劇団ひとり
原作:ビートたけし「浅草キッド」
出演:大泉洋、柳楽優弥、門脇麦、土屋伸之、中島歩、古澤裕介、小牧那凪、大島蓉子、尾上寛之、風間杜夫、鈴木保奈美
2021年12月9日(木) Netflixにて全世界独占配信