Nov 02, 2023 news

イタリアの新星レオナルド・マルテーゼが日本の観客に向けてメッセージ! 過酷な時代に恋に落ちた詩人と青年の、史実に基づく物語 映画『蟻の王』

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第79回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され独立賞5部門を受賞した、イタリアの名匠ジャンニ・アメリオ監督の最新作、映画『蟻の王』。この度、本作でエットレ役を演じる、レオナルド・マルテーゼのメッセージ動画が公開された。

人と人との繋がりを繊細に描き続けてきた名匠ジャンニ・アメリオ監督の最新作は、同性愛者の存在すら認められなかった時代に恋に落ちた、実在した詩人で劇作家のアルド・ブライバンティとその教え子を巡る史実“ブライバンティ事件”にインスパイアされた、人間の尊厳を問い直す物語。

この度、主人公アルドとの愛を貫き通そうとする恋人エットレを演じ、ヴェネチア国際映画祭を始め多くの映画賞で新人賞を受賞している新星レオナルド・マルテーゼが日本の観客にメッセージを寄せた動画が公開された。

レオナルド・マルテーゼは、本作の日本での公開について「世界のこんなに遠い場所で観て頂けることを嬉しく思います。とても感動的な映画だと思っているので皆さんも同じような感動を得てくれたら嬉しいです。」と語った。

映画『蟻の王』は、2023年11月10日(金)より全国順次公開。

作品情報
映画『蟻の王』

1960年代、イタリア・ポー川南部の街ピアチェンツァに住む詩人で劇作家、蟻の生態研究者でもあるアルドは、教え子の若者エットレと恋に落ち、ローマに出て共に暮らし始める。しかしエットレの家族は2人を引き離し、アルドは“教唆罪”に問われ逮捕、エットレは同性愛の“治療”で電気ショックを受けさせられるため矯正施設に送られてしまう。世間の好奇の目に晒されながら裁判が始まり、新聞記者エンニオは熱心に取材を重ね、不寛容な社会に声を上げるのだが‥‥。

監督・脚本:ジャンニ・アメリオ

出演:ルイジ・ロ・カーショ、エリオ・ジェルマーノ、レオナルド・マルテーゼ、サラ・セラヨッコ

配給:ザジフィルムズ

©Kavac Srl / Ibc Movie/ Tender Stories/ (2022)

2023年11月10日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

公式サイト arinoo