Feb 11, 2022 news

レオス・カラックス監督が挑むダーク・ファンタジー・ロックオペラ 映画『アネット』本予告映像が公開

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主演のアダム・ドライバーが製作プロデューサーも務め、実力派マリオン・コティヤールをW主演に迎え、レオス・カラックス監督が初めて全編英語でミュージカルに挑んだダーク・ファンタジー・ロックオペラ、映画『アネット』。第74回カンヌ国際映画祭ではオープニングを飾り、監督賞を受賞した。

アダム・ドライバー演じる攻撃的なユーモアセンスが人気のスタンダップコメディアン・ヘンリーと、マリオン・コティヤール演じる国際的な美貌のオペラ歌手・アンの2人が惹かれあい、愛する子供“アネット”が生まれる。幸せな時間は束の間、彼らの世界の全てが、少しずつ闇へと近づいていく‥‥。

公開された本予告映像の冒頭、「息すらも止めて ご覧ください」という台詞の予言通り、原案も手がけたロン&ラッセル・メイル兄弟によるポップ・バンド、スパークスの音楽をバックにこれまでに誰も見たことのなかった映像体験が繰り広げられる。

35年間で発表した長編作品は6本と寡作ながら、その卓越した演出力と圧倒的な美的センスによって、常に衝撃を与えつづけてきたカラックス監督。1984年、弱冠24歳でカンヌ映画祭に登場した『ボーイ・ミーツ・ガール』、“アンファン・テリブル”(恐るべき子ども)と、その名を世界中に知らしめた『汚れた血』、二度の撮影中断に見舞われながらもロングラン大ヒットを記録した『ポンヌフの恋人』、ハーマン・メルヴィルの小説を原作に映画化を挑んだ『ポーラX』、そして謎に満ちた迷宮的な内容が高く評価された『ホーリー・モーターズ』。

作品ごとに既存のジャンルを軽々と超える、新たな映画体験を生み出し、世界中に熱狂的なファンを獲得しているカラックス監督だが、本作は、『ホーリー・モーターズ』以来8年ぶりとなる最新作。スパークスがストーリー仕立てのスタジオアルバム「アネット」として構築していた物語が、カラックス監督との出会いによって映画へと発展、劇中全編を歌で語り、全ての歌をライブ録音するという両者のこだわりと、そこにカラックス監督ならではの映像美が相まって、唯一無二の作品となった。また、カラックス監督が「父親になってからの映画」とその特別な想いを語る本作には、自身の人生が色濃く反映されていることも見所の一つとなっている。

映画『アネット』は、4月1日(金)よりユーロスペースほか全国公開。

作品情報
映画『アネット』

ロサンゼルス。攻撃的なユーモアセンスをもったスタンダップ・コメディアンのヘンリーと、国際的に有名なオペラ歌手のアン。“美女と野人”とはやされる程にかけ離れた二人が恋に落ち、やがて世間から注目されるようになる。だが二人の間にミステリアスで非凡な才能をもったアネットが生まれたことで、彼らの人生は狂い始める。

監督:レオス・カラックス

出演:アダム・ドライバー、マリオン・コティヤール ほか

配給:ユーロスペース

© 2020 CG Cinéma International / Théo Films / Tribus P Films International / ARTE France Cinéma / UGC Images / DETAiLFILM / Eurospace / Scope Pictures / Wrong men / Rtbf (Télévisions belge) / Piano

2022年4月1日(金) ユーロスペースほか全国公開

公式サイト annette-film.com