Dec 05, 2023 news

映画『異人たち』が英国インディペンデント映画賞で作品賞ほか最多7冠達成! アンドリュー・ヘイ監督から、原作・山田太一へ追悼メッセージも 

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1987年に出版された、作家・山田太一作の長編小説「異人たちとの夏」を、『荒野にて』『さざなみ』など世界で絶賛された作品を送り続ける監督/脚本家 アンドリュー・ヘイの手により再映画化した、映画『異人たち』が公開される。

この度、本作が、現地時間12月3日に発表された英国インディペンデント映画賞において、作品賞・監督賞・脚本賞・助演男優賞(ポール・メスカル)・撮影賞・編集賞・音楽監修賞等、主要部門を独占する、最多7冠に輝いた。

同時に、アンドリュー・ヘイ監督から11/29、惜しくも逝去した山田太一に対して追悼のメッセージが贈られた。

▼アンドリュー・ヘイ監督 追悼メッセージ
山田太一さんのご家族に心からのお悔やみを申し上げます。山田さんの作品には、多くの人々にとってそうであったように、私に語りかけてくる、優しく思慮深い人間性がありました。それは言葉の背後にある、芸術家の魂の反映だと確信しています。今年、山田さんに映画『異人たち』をご覧いただくことができ、温かく受け入れていただけたことは私にとって多大な意味がありました。私の思いはご家族と共にあります。

また、主人公たちの切ない心を写し出したかのような、美しいグラデーションが目を引くポスタービジュアルも公開された。

映画『異人たち』は、2024年春、日本公開。

作品情報
映画『異人たち』

ロンドンのタワーマンションで暮らすアダムは、12歳の時に交通事故で両親を亡くした40代の脚本家。それ以来、孤独な人生を歩んできた彼は、在りし日の両親の思い出に基づく脚本に取り組んでいる。そして幼少期を過ごした郊外の家を訪ねると、そこには30年前に他界した父と母が当時のままの姿で住んでいた。その後、アダムは足繁く実家に通って心満たされるひとときに浸る一方、同じマンションの住人である謎めいた青年ハリーと恋に落ちていく。しかし、その夢のような愛おしい日々は永遠には続かなかった‥‥。

監督:アンドリュー・ヘイ

原作:「異人たちとの夏」山田太一著(新潮社刊)

出演:アンドリュー・スコット、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイ

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 

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2024年春 日本公開

公式サイト allofusstrangers