1987年に出版され、第1回山本周五郎賞を受賞した、脚本家・作家、山田太一作の長編小説「異人たちとの夏」(新潮社刊)を、『荒野にて』『さざなみ』などの監督・脚本家アンドリュー・ヘイの手により再映画化した映画『異人たち』。この度、本作が2024年春に日本でも公開されることが発表され、あわせてティザービジュアルが公開された。
2003年に海外でも刊行された原作「異人たちとの夏」は、1988年に大林宣彦監督の手によって、風間杜夫、名取裕子、片岡鶴太郎、秋吉久美子らの出演で映画化された。
時代を超え、今なお多くの人々の心に残るこの小説を、名匠アンドリュー・ヘイ監督が見事にアレンジ。山田太一のオリジナリティ溢れるストーリーに、ヘイ監督ならではの感性あふれる脚色と演出が加えられ、現代のイギリスを舞台とした英語作品として再映画化される。
出演には、『1917 命をかけた伝令』『007:スペクター』のアンドリュー・スコット、『ロスト・ドーター』『aftersun／アフターサン』のポール・メスカル、『リトル・ダンサー』『ロケットマン』のジェイミー・ベル、『ファースト・マン』『ウーマン・トーキング 私たちの選択』のクレア・フォイら、イギリス・アイルランドが誇る名優たちが名を連ねる。
映画『異人たち』は、2024年春、日本公開。
夜になると人の気配が遠のく、ロンドンのタワーマンションに一人暮らす脚本家アダムは、偶然同じマンションの謎めいた住人、ハリーに出会い、ありふれた日常に変化が訪れる。ハリーとの関係が深まるに従って、アダムは遠い子供の頃の世界に引き戻され、12歳の時に交通事故で亡くなった両親が、そのままの姿で目の前に現れる。想像もしなかった再会に固く閉ざしていた心が解きほぐされ、代え難い安らぎの時を過ごすが、その先には思いもしない世界が広がっていた‥‥。
監督：アンドリュー・ヘイ
原作：「異人たちとの夏」山田太一著(新潮社刊)
出演：アンドリュー・スコット、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイ
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
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2024年春 日本公開
公式サイト searchlightpictures
