山田太一作の長編小説「異人たちとの夏」を再映画化する、映画『異人たち』。この度、本作の監督/脚本を務めたアンドリュー・ヘイや、アンドリュー・スコット、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイらキャストたちが物語をガイドする特別映像が公開された。
本作の主人公は、ロンドンのタワーマンションに暮らす脚本家・アダム(アンドリュー・スコット)。12歳の時に交通事故で両親を亡くして以来、孤独な人生を歩んできた彼は、在りし日の両親の思い出に基づく脚本に取り組んでいる。ある日、幼少期を過ごした郊外の家を訪ねると、そこには30年前に他界した父(ジェイミー・ベル)と母(クレア・フォイ)が当時のままの姿で住んでいた。アダムは足繁く実家に通い、かつて失ったはずの心満たされるひとときに浸る一方、同じマンションの住人である謎めいた青年ハリーと恋に落ちていく。
この度公開された映像では、本作の監督・脚本を手掛けたアンドリュー・ヘイが、主人公・アダムを「自分の世界に閉じこもり建設的な生き方をやめた男だ。」と紹介。映像では、監督、キャストたちが物語を紐解いていく様子を交えながら、本編から、12歳で両親を亡くして以来、喪失感を埋められずに孤独を抱えているアダムの姿や、互いの寂しさを感じ取り、少しずつ惹かれあっていくアダムとハリーの様子、そして、亡くなった当時のままの姿で現れた両親との再会に戸惑いながらも、彼らの前では子供のような笑顔を見せるアダムの姿が次々と映し出される。
主人公のアダムを演じたアンドリュー・スコットは「心揺さぶる物語だ。演じていてもその悲しさと美しさに打たれる。」と山田太一の傑作小説が、アンドリュー・ヘイ監督の手によって見事に現代に蘇った本作について、称賛の声を贈る。
映画『異人たち』は、2024年4月19日(金) 日本公開。
ロンドンのタワーマンションで暮らすアダムは、12歳の時に交通事故で両親を亡くした40代の脚本家。それ以来、孤独な人生を歩んできた彼は、在りし日の両親の思い出に基づく脚本に取り組んでいる。そして幼少期を過ごした郊外の家を訪ねると、そこには30年前に他界した父と母が当時のままの姿で住んでいた。その後、アダムは足繁く実家に通って心満たされるひとときに浸る一方、同じマンションの住人である謎めいた青年ハリーと恋に落ちていく。しかし、その夢のような愛おしい日々は永遠には続かなかった‥‥。
監督:アンドリュー・ヘイ
原作:「異人たちとの夏」山田太一著(新潮社刊)
出演:アンドリュー・スコット、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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2024年4月19日(金) 公開
公式サイト allofusstrangers