Aug 01, 2022 news

竹内涼真×横浜流星 映画『アキラとあきら』正反対の宿命を背負った2人、それぞれのスペシャル映像が公開

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「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」など数々の大ベストセラーを生み出してきた日本を代表する作家・池井戸潤の同名小説が満を持して映画化した、映画『アキラとあきら』。原作は集英社文庫より発売中で、現在の累計発行部数は87万部を突破。WOWOWにて映像化された連続ドラマ版(主演:向井理、齋藤工)は、第34回ATP賞テレビグランプリを受賞、高い評価を得ている。

本作のメガホンを取るのは「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」「僕等がいた」など数々の大ヒット作品を生み出してきた青春映画の名手・三木孝浩監督。そして今回、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛〈アキラ〉を演じるのは竹内涼真。大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬〈あきら〉役を横浜流星が演じる。

この度、正反対の宿命を背負った2人の若者、〈アキラ〉と〈あきら〉のキャラクターに焦点を当てたスペシャル映像【SIDE山崎瑛〈アキラ〉】、【SIDE階堂彬〈あきら〉】がそれぞれ公開された。

スペシャル映像では、2人のキャラクターを象徴するような印象深いセリフから始まり、育った環境や彼らが持つ信念が紐解かれる。「誰にでも宿命というものがあるのなら、それはどんな風に乗って現れ、どこへ僕らを運んでゆくのだろう─」という言葉から始まる【SIDE山崎瑛〈アキラ〉】。父親の町工場が倒産し、全てを失うという過酷な境遇に身を置かれながらも、その中で出会った銀行員・工藤(満島真之介)の真摯な姿に心を動かされた幼少時代から、融資を通すべく上司の不動(江口洋介)に必死に掛け合う銀行員としての姿が映し出され、運命に翻弄されながらも人を救うバンカーになりたいという〈アキラ〉の熱い情熱と信念が溢れ出している。

【SIDE階堂彬〈あきら〉】では「もし、逃げられない現実を宿命と呼ぶのなら、なぜ人は抗おうとするのだろう」という、血縁のしがらみに抗い続ける〈あきら〉の苦悩を感じさせる台詞とともに映像が映し出されていく。父・一磨(石丸幹二)から会社を守るように教えを受けた幼少期であったが、経営をめぐり目の前で言い争う叔父たちに辟易し、家業を継がず銀行員になることを決意。親族同士のいさかいを目の当たりにしたことで温情よりも冷静な判断を重視。人情を重んじる山崎とは正反対の冷徹さを見せる一方で、叔父たちに騙され巨額の負債を抱えた弟・龍馬(髙橋海人(King & Prince) )を心配し、家業である東海郵船の再建へと奮起する姿も見られ、自分の家族を守りたいという信念が深く描かれている。

映画『アキラとあきら』は、8月26日(金)より全国東宝系にて公開。

作品情報
映画『アキラとあきら』

父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛。大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬。偶然同じ名前を持った2人は、運命に導かれるかのごとく、日本有数のメガバンクに同期入社する。だが、人を救うバンカー(銀行員)になりたいという熱き理想を持つ山崎と、情を排除して冷静沈着に仕事をこなす階堂は、銀行員としての信念が真っ向から対立する。ライバルとしてしのぎを削る2人だったが、山崎は立ちはだかる現実という壁を前に、自らの信念を押し通した結果、左遷される。一方、順調に出世していた階堂の前にも、親族同士の骨肉の争いという試練が再び立ちはだかる。階堂は現実から眼を背け続け、ついに階堂家のグループは倒産危機に陥る。グループの全社員とその家族4800人の人生が掛かった危機的状況の中、山崎と階堂の人生が再び交差する‥‥。乗り越えられない“宿命”などない。絶望的な状況を前に、〈アキラとあきら〉の奇跡の逆転劇が始まる。

監督:三木孝浩

原作:「アキラとあきら」(池井戸潤著/集英社文庫刊)

出演:竹内涼真、横浜流星、髙橋海人(King & Prince)、上白石萌歌 / 児嶋一哉、満島真之介、塚地武雅、宇野祥平、奥田瑛二、石丸幹二、ユースケ・サンタマリア、江口洋介

配給:東宝

©2022「アキラとあきら」製作委員会

2022年8月26日(金) 全国東宝系にて公開

公式サイト akira-to-akira-movie.toho.co.jp/