Aug 30, 2022 news

妻夫木聡「作り上げたイメージを壊したら、自分の中に何が残るのか」日本屈指の豪華俳優陣が魅せる話題の映画『ある男』メイキング映像

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第70回読売文学賞を受賞、累計28万部を超える平野啓一郎のベストセラー小説「ある男」を、『蜜蜂と遠雷』 の石川慶がメガホンをとり映画化、 11月18日(金)に全国公開となる。この度、メイキングとキャストコメントが盛り込まれた特別映像が公開された。

主演の妻夫木聡をはじめ、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、柄本明ら豪華俳優陣が集結した本作。いよいよ今週開幕するヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門への正式出品が決定し、世界からも注目を集め話題となっている。

そしてこの度、映画制作のメイキングとキャストコメントが盛り込まれた特別映像が公開された。

石川監督が「この映画を他の監督に撮られたら悔しい」と思うほど原作小説のストーリーに魅了され映画化された本作。

そんな本作のあらすじは以下のとおり。
弁護士の城戸(妻夫木)は、かつての依頼者である里枝(安藤)から、里枝の亡くなった夫「大祐」 (窪田)の身元調査という奇妙な相談を受ける。愛したはずの夫「大祐」は、名前もわからないまったくの別人だった。
「ある男」の正体を追い“真実”に近づくにつれて、いつしか城戸の中に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく――。

主演の妻夫木は「難しい題材ではあるが、⻑い小説を映画にするにあたって、すごく深く掘り下げることができた」と語る。メイキングでは、監督とキャストたち がディスカッションしている姿が見受けられ、制作現場の作品に懸ける熱量が感じられる。

「大祐」という別人としての人生を歩む難役を演じた窪田は、石川監督について「僕を見ているようで奥を見ているというか、見透かされている感じがする」と印象を明かし、里枝役の安藤は「すごく人間を描いているドラマ」と、人間の本質を捉えた本作のドラマ性について触れている。

最後に妻夫木が「人間ってイメージで色々作り上げていきますけど、それをぶち壊して、自分の中に何が残るのかを、この映画を通じて感じていただけたらすごく嬉しいなと思います」と意気込みを語り、2022年を代表する珠玉の感動ヒューマンミステリーを期待させる映像となっている。

映画『ある男』は11月18日(金)より全国ロードショー。

作品情報
映画『ある男』

弁護士の城戶は、かつての依頼者である里枝から亡くなった夫「大祐」の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな 家庭を築いていたが、ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れるなか、 ⻑年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。愛したはずの夫「大祐」は、名前もわからないまったくの別人だったのだ‥‥。「ある男」の正体を追い“真実”に近づくにつれ、 いつしか城戶の中に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく。

監督・編集:石川慶

原作:平野啓一郎「ある男」(文藝春秋刊)

出演:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、坂元愛登、山口美也子、きたろう、カトウシンスケ、河合優実、でんでん、仲野太賀、真木よう子、柄本 明

配給:松竹

Ⓒ 2022「ある男」製作委員会

2022年11月18日(金) 全国公開

公式サイト a-man