アカデミー賞監督ダニー・ボイルとアカデミー賞ノミネートの脚本家アレックス・ガーランドがタッグを組み、全世界を震え上がらせたサバイバル・スリラー『28年後…』の待望の続編、映画『28年後… 白骨の神殿』。2026年1月16日(金)の日米同時公開を前に、人間を一瞬で凶暴化させる恐ろしいウイルスが蔓延した28年後という絶望の世界で、生きていくしかない人間たちに襲い掛かる“本当の地獄”が垣間見える、最新映像が公開された。
このたび公開された最新映像には、凶暴な感染者が人間に襲い掛かる“地獄”のような恐ろしい瞬間が次々と映し出されている。本作の舞台は、恐怖の感染拡大により平和な日々が失われてから28年後。「28」シリーズでおなじみの全速力で襲い掛かる感染者の姿や恐怖の目潰しシーンなど未だ感染者だらけの絶望が続いている様子が映し出され、逃げ惑うか、自衛のために感染者を殺さなければ生き抜けない理不尽な世界は苛烈さを増し、シリーズ史上最も救いのない展開が待ち受けていることを予感させる。
さらに映像の中では、狂気と悪魔崇拝の教えでカルト集団を率いるジミーと、亡き人を弔い続ける医者のケルソンという全く違う思想をもちながら、物語のカギを握る重要人物である二人が対面する緊張のシーンも垣間見える。


ジミーは、抗い難いカリスマ性と狂気的な思想で、“地獄”に魂を捧げるため人間を痛めつけては殺す儀式を繰り返す、カルト集団<ジミーズ>を率いて、感染を逃れわずかに生き延びた人間たちにさらなる恐怖を与えていた。ジミーズの面々は、ジミーに命令されれば人間も躊躇なく殺し、その異様な姿からは救いのない世界で生きる彼らがジミーのカリスマ性に心酔していることを伺わせる。
一方、医者のケルソンは、“メメント・モリ(死を想え)”の心を忘れず亡くなった何万もの感染者や人間の骨を積み上げ、追悼のために不気味な白骨の神殿を作り上げていた。家族を失い、孤独に暮らすケルソンは「感染は治療できるはず」と信じ、医師としての知識を活かしてウイルス感染の謎を解明するべく日々研究を続けている。

二人を演じるのは、話題を呼んだ主演作『教皇選挙』でアカデミー賞にノミネートされた名優、レイフ・ファインズと、『罪人たち』で演じた悪役が高評価を受け、今ハリウッドで大きな注目を浴びる俳優ジャック・オコンネル。監督を務めるニア・ダコスタ監督は、ケルソンとジミーがにらみ合う緊張の一瞬について「ジミーの乱入はケルソンの試みのすべてを危険にさらすようなものです。二人のシーンはまさに“巨頭対決”にふさわしい場面になっています」と、二人の関係が物語の鍵を握ることを示唆しており、彼らの出会いが“地獄”のような世界をどんな結末に導くのか、目が離せない。
映画『28年後… 白骨の神殿』は、2026年1月16日(金)より全国公開。

28 年前、人間を一瞬で凶暴化させるウイルスがロンドンで流出し、多くの死者を出した。ウイルスを免れた孤島ホーリーアイランドで生まれ育った少年スパイクは、本土で生き延びていたドクター・ケルソンと出会い、そして病気の母親を看取る。その後、ウイルスが蔓延するイギリス本土でひとり生きる道を選ぶ。前作のラストで、感染者に襲われかけたところを、ジミー・クリスタル率いる全員金髪の暴力的なカルト集団“ジミーズ”に救われたスパイク。しかし、彼に与えられたのは救済ではなく、救いのない世の中で待つさらなる絶望だった‥‥。
監督:ニア・ダコスタ
製作:ダニー・ボイル
脚本:アレックス・ガーランド(『28 年後…』『シビル・ウォー アメリカ最後の日』)
出演:アルフィー・ウィリアムズ、ジャック・オコンネル、レイフ・ファインズ
2026年1月16日(金) 全国の映画館で公開
公式サイト 28years-later