すげぇもんができちゃった
ーー今回の劇場版でいうとミキオ(ミッキー)の部屋が一番好きなんです。
佐藤 なんだかそう言ってくれる方が多いですよね。
塚本 なんでだろうな。
岡田 悔しいな。
佐藤 悔しいことないですけどね(笑)。
岡田 俺は悔しいよ。だって、面白いもん、あれ。
ーーDVDにあったビートたけしさんの真似をしている回もそうなんですが、3人が同じことをやって、違うことに変わっていく回が好きなんですよ。ああいうのって本当に仲良くないとできないだろうな、と思って観ていました。
佐藤 確かに恐ろしいですね。「この2人じゃない、2人とやってください」って言われたら、超怖くない?
岡田 いや怖いよ。
塚本 そうだね。
ーーどこまで台本に書いてあるんですか?
岡田 台本は「ルールル」しか書いてないですよ。
佐藤 あとは「よっ!」とか合いの手だけ。
岡田「ルールル」がどう変化していくのか、っていう面白さの作品だと思うから。アドリブとかもあってないようなもんだよね。どこに行くのかも見えてないですから。
佐藤 不安の中やってるんですよ、あれも。
岡田 大丈夫かな?と思いながらね。
佐藤 あんなのテストしても意味ないし(笑)。
塚本 そうなんだよね。
佐藤 「どうなるかわかんないけど、とりあえずやってみましょう」で、基本的に一発勝負なのでめちゃくちゃ怖いんですけど、楽しかったよね、結果ね。
塚本 うん。
ーー今回の劇場版、いつも通り、そういうショートネタでつないでいくのかな?と思ったら、最後に、全部繋がっていくじゃないですか? すごい気持ちよかったです。
佐藤 「THE3名様」がこんなにも気持ち良いパッケージになるとはね。
塚本 すげぇもんできちゃったみたいな。
岡田 そうそう。
ーーちなみにお三方はプライベートで舞台となっているファミレスのビッグボーイに行ったことあるんですか?
3名様 あります、あります。
塚本 家族でファミレスで飯食うかってなった時に、そこにビッグボーイがあったからとかじゃないかと。
佐藤 うぁ、登山家の考え方!
岡田 かっこいい、俺もそれ言いたい。
佐藤 まぁ、普通にってことですよね。でも僕もしょっちゅう行きます。家族も好きだから。