桜舞い散る橋と仮装したお祭り
ーー本編の中で、おふたりが印象に残ったシーンの思い出を教えてください。
ブレンダン:それぞれのシーンがとてもユニークで大好きだから、一つに絞ることはできないけど、あえて言うなら、桜が咲いている橋の上のシーンかな。年をとっても、いつまでもあのときのシャノンを覚えていると思う。あのシーンの撮影で、シャノンは、まだ映画俳優として知っておくべき基本的なこと、例えば、地面に貼られたバミリ (印) の上を歩く方法さえも知らなかったんです。彼女にそういう基本的なことを教えたら、真剣な瞳で聞いてくれました。あのときのことは、本当に忘れられない。この映画を作る上で、これから経験する全てを、まるでスポンジのように吸収してくれる人だと確信しました。

シャノン:私は全部のシーンが思い出深いけど、一つ挙げるとしたら化け猫祭りかな。ずっとフェイスペイントをしてみたいって思っていたんです。その機会が巡ってきたので、やった! って感じでした。あと肩車! ブレンダンの背が高すぎたことも印象に残っています (笑)。神社で何度も撮影したけど、音楽に合わせて体を揺らして、みんなで踊ってすごく楽しいシーンでした。監督に「美亜は、まだそこまで大人じゃないから、もうちょっと動きを抑えて」って言われるくらい (笑)。ちょっと素が出ちゃいました。
ブレンダン:お祭りに参加してくれたのは、みんなボランティアの方々で、彼らも扮装して、近所のみんなが純粋に楽しむために来てくれていました。映画作りの観点からいうと、それがすごく大きな価値となっていると思います。
