オスカー俳優と初演技の新人
ーーブレンダンさんからみたシャノンさんの第一印象を教えてください。
ブレンダン:彼女を見た瞬間、「彼女こそがこの映画に相応しい少女だ! 」と思いました。彼女はこの役を演じるのに必要なものを全て持っていたんです。彼女なら、わざわざ役を演じなくてもいい。そこにいてくれれば、自然と役が成立してしまう。彼女は映画出演も演技もこれまでしたことないけれど、生まれつきのパフォーマー。彼女は特別な存在なんです。
過去には、子役とお仕事をする際、親やコーチなどから、何かしらの影響を受けて真似しようとするケースもあったのを見てきました。そうすると、どうしても芝居にそういった癖が出てしまう。けれど、シャノンはまだ白紙の状態でやってきた。才能とは何か?なんて、誰にもわからないんだけど、見た瞬間にわかることもある。シャノンの第一印象は、まさに才能があると感じました。

ーーおふたりとお話ししていると、スクリーンの中からそのまま出てきたような関係性を感じます。この空気感はどうやって作られたんですか?
シャノン:だってブレンダンは、マイ・レント・ダットだからね。ブレンダンは嫌なところが全くないんです。
ブレンダン:嬉しくて泣いちゃうよ!
シャノン:ただ一緒に過ごすだけでも、ただおしゃべりするだけでもすごく楽しい人です。私みたいな新人相手に壁を作ったりもしない。オスカーを受賞した偉大な俳優なのに、「僕は、オスカーを取っているから、撮影中じゃないと君なんかと話はしないよ」なんて絶対に言わない人なんです。本当に優しい人なんです。
ブレンダン:父娘関係を描く映画はいっぱいあるけれど、大抵、親役が尻に敷かれている。でも、彼女のご両親が、こんな素敵な女性に育ててくれたので、今のふたりの素敵な関係が作れたんだと思います。

