Aug 10, 2019 interview

武正晴×山田孝之が挑戦作『全裸監督』の舞台裏、影響を受けた名作&名優を語る

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また配信系作品を発表するなら?

――本作に限らずですが、Netflixでの配信という形だからこそ冒険できたということはお2人とも感じていらっしゃいますか?

山田 間違いなくあると思います。

 やっぱり海外の人に知ってもらうっていうのはすごくやりがいがあるので、そこの意識は全然違ったと思います。普段もそこを意識して作っていたところもあるので。この作品がどう捉えられるかはわからないですけど、そこのモチベーションはたしかに強かったです。

――今後、また配信サービスで作品を発表するとしたら? 山田さんはプロデューサーとしての顔もありますが。

山田 僕は演じ手として、またワクワクする作品をぜひ振ってほしいだけですね。

 題材にもよりますけど、世界的にも配信系の作品はおもしろいものがどんどん送り込まれてきますよね。そういうところと関わっていきたいということはもちろんありますね。『全裸監督』なんて普通はできないだろうと思っていた題材をやらせてもらえるんだから、可能性がすごく楽しみです。

――第1話で山田さん扮する村西さんが、体の隅々まで見せた監督だからというようなことを言っていて、山田さんご自身もすべてを見せるぐらいの勢いで演じられていて。やっぱりそこも配信作品ならではなのかなと思いました。

山田 まぁ、局部までは見せてないですけどね。

 尻は見せてますけどね。

山田 局部は出てないけど、たしかに99パーセントが出てますね。ただ、そういうところに対しての恥はあんまりないです。