Jul 12, 2024 interview

『キングダム 大将軍の帰還』インタビューPart.1 清野菜名 「羌瘣でやっと認められた気がした、アクション俳優の立ち位置」

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キングダム シリーズ」を振り返って

ーーアクションもそうですが、「キングダム シリーズ」には命がけで生きることが描かれているなと思っています。清野さんご自身で生きていく上で大切なことはありますか?

趣味を持ち続けることですかね。私、飽き性なので長く続くことは滅多にないんですけど、趣味や興味、これやりたい、次あれやりたい、みたいなことを常に持っていることが、自分の中では人生においてすごく大事なことだと思っています。本当に些細なことでも続けるとやれることが増えていくんだって気づいたんです。

一時期、ルービックキューブにハマったんですけど、それもちょっとした特技にもなったし、油絵をコロナ禍に始めたんですけど、それもすごく面白くて、時間があると絵を描くようになったし、同時期に植物も好きになりました。時期によってハマるものは違うんですけど、常になんか好奇心を抱いている、持ち続けることは、自分を磨くためには大事だなって思いました。

ーー最後にひとつお聞きしたいことがあります。羌瘣は神を堕として戦いますが、清野さん個人で神が降りてきたなって思う瞬間はありますか?

あります。飛行機が無事に着陸したとき。飛行機苦手なんですよ(笑)。

取材・文  / 小倉靖史
撮影 / 藤本礼奈

作品情報
映画『キングダム 大将軍の帰還』

秦と趙の全てを懸けた馬陽の戦いで、敵将を討った信と仲間たちの前に突如として現れた、その存在が隠されていた趙国の総大将・龐煖。自らを武神と名乗る龐煖の圧倒的な力の前に、次々と命を落としていく飛信隊の仲間たち。致命傷を負った信を背負って、飛信隊は決死の脱出劇を試みる。一方で戦局を見守っていた王騎は、趙に潜むもう一人の化け物の存在を。感じ取っていた。龐煖の背後で静かにそびえる軍師・李牧の正体とは。王騎と龐煖はなぜ馬陽の地に導かれたのか。因縁が絡み合う馬陽の地で、忘れられない戦いが始まる。

監督:佐藤信介

原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)

出演:山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、新木優子、吉川晃司、小栗旬、大沢たかお 他

©原泰久/集英社 ©2024映画「キングダム」製作委員会

2024年7月12日(金) 公開

公式サイト kingdom-the-movie