Oct 29, 2016 interview

「10年前の伝説を凌駕しにいく過程にこそ面白味がある」 映画『デスノート Light up the NEW world』池松壮亮インタビュー

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本や漫画を読む時も常に俳優としての自分を意識している

──では最後に、「otoCoto」は電子書籍の情報を扱っているサイトですので、池松さんのお薦めの本を紹介していただけますか?

最近読んだ本の中では、新井英樹さんの『なぎさにて』という漫画がお薦めです。ネビル・シュートの小説『渚にて』からインスピレーションを受けたものだと思うのですが、あと数日で世界が終わるかもしれないという状況が純粋な女の子の目線から描かれていて、震災やテロでいつ世界が終わるか分からない現実社会ともリンクしていると感じました。

──池松さんが本や漫画を読むのは、あくまで娯楽や息抜きとしてですか? それとも芝居のヒントを探すため?

俳優ってどうしても生活のすべてが仕事につながってしまうので、完全に仕事と切り離した行動ってほとんどないんですよ。だから、本を読んで誰かの物語や表現に触れることは、芝居に通じる部分がどこかにあるし、いつも俳優としての意識は持って読んでいますね。

──逆に言えば、どの本にも俳優として生かせる部分があると。

そうですね。だからといって「生かそう!」と意気込みながら読むわけではないんですけど。生かせるところを本から自然に得ている感じです。

 

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取材・文/左藤 豊
撮影/三橋優美子

 

プロフィール

 

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池松壮亮(いけまつ・そうすけ)

1990年7月9日生まれ、福岡県出身。2003年、トム・クルーズ主演の『ラスト サムライ』でデビュー。2014年には『紙の月』、『愛の渦』、『海を感じる時』、『ぼくたちの家族』と注目を集めた作品に次々と出演し、日本アカデミー賞新人俳優賞、ブルーリボン賞助演男優賞を受賞、若手演技派俳優の地位を確立する。その他の出演作は『私たちのハァハァ』(15年)、『劇場版MOZU』(15年)、『海よりもまだ深く』(16年)、『無伴奏』(16年)、『ディストラクション・ベイビーズ』(16年)、『セトウツミ』(16年)、『だれかの木琴』(16年)、『永い言い訳』(16年)など。11月5日には『映画「続・深夜食堂」』(16年)の公開も控える。

 

『デスノート Light up the NEW world』

 

「ノートに名前を書かれた人間は死ぬ」というセンセーショナルな設定で2人の天才の対決を描いた大人気コミック『DEATH NOTE』。メガヒットを記録した実写映画から10年を経て、続編が完成! 世界を震撼させたキラ事件から10年、再び犯罪者の大量不審死が発生する。“新生キラ”出現を察知したICPO(国際刑事警察機構)は、日本の警視庁の要請を受け、キラ事件を解決した名探偵Lの後継者・竜崎(池松壮亮)を派遣する。その夜、渋谷では若い女・青井さくら(川栄李奈)がデスノートで人々を無差別に死に追いやっていた。捜査官の三島創(東出昌大)らは現場に急行しノートを確保、そしてノートに憑く死神から「人間界に同時に存在していいデスノートは6冊まで」というルールと、まさに今6冊がもたらされていることを聞き出す…。『GANTZ』シリーズや『図書館戦争』シリーズなどを手掛けた佐藤信介監督が原作と前作のスピリットを受け継ぎ、新たな頭脳戦を描く!

原作:大場つぐみ・小畑健(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督:佐藤信介
脚本:真野勝成
音楽:やまだ豊
企画・プロデュース:佐藤貴博
出演:東出昌大 池松壮亮 菅田将暉
川栄李奈/戸田恵梨香/中村獅童 船越英一郎ほか
主題歌:安室奈美恵「Dear Diary」 劇中歌:安室奈美恵「Fighter」
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
http://deathnote2016.com
©大場つぐみ・小畑健/集英社 (C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
10月29日(土)全国拡大ロードショー

 

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デスノートに名前を書くのは「爽快でした!」映画『デスノート Light up the NEW world』川栄李奈インタビュー

 

原作書籍

 

「DEATH NOTE」原作/大場つぐみ 漫画/小畑健

2003~06年に「週刊少年ジャンプ」で連載され、社会現象となるほどのヒットを記録。実写映画、アニメ、テレビドラマ、ミュージカル、小説など多彩なメディアミックスも行われた。このノートに名前を書かれた人間は死ぬ――死神リュークの気まぐれで地上にもたらされた1冊の“デスノート”をめぐって、互いに正義を掲げるエリート学生・夜神月と世界的名探偵・Lの2人が壮絶な戦いを繰り広げる。

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関連作品紹介

 

「なぎさにて」新井英樹/小学館

杉浦渚は普通の女子高校生、杉浦一家も普通の家族。しかし、2011年にケープタウンに不思議な木が生え、人類は強制的に「世界の終わり」を意識させられるようになった。刹那的な享楽にふける人、すべてをあきらめて投げやりな生き方を選ぶ人……何もかも変わり始めた世界の中で、変わらないことを選び終末へ挑む家族の物語を、『キーチ!!』などで知られる新井英樹が描く。正しさとは何か? 命をどう使うべきか? 現代人へのメッセージが込められた一冊

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