プロデューサー兼俳優として
ーー今回は共同エグゼクティブ・プロデューサーも兼ねられています。俳優としてだけ参加する撮影現場と比べて関わり方の変化はありましたか?
今回は役者の皆さんが、どれだけ居心地よい環境で仕事ができるかっていうことを一番気にしました。
自分たちが、どれだけ頑張って作った脚本でも、”これは動けない”とか”これではちょっと会話ができない”っていう状況って、やっぱり生まれるんです。どんな完璧な脚本でもそうなんです。僕は現場レベルでそういうことを経験しているから、皆さんが迷っているようなら、すぐ飛んでいきました。
ーー原案を練り上げ、また主演もこなすというのも初めての経験だと思います。演じるときに、今までとは違う感情が生まれましたか?
当初は、自分が原案を作った作品に主役として関わるのは難しいだろうなと思ったんですよ。実際、演じてみると、原案に携わったこともあって作品自体への理解はすごくあるから、迷うことはなかったです。現場でデイヴへ提案もできたし、編集段階で色々試したり、作品を理解しているからこそ出来たこともいっぱいあった。
ただ次は自分が役者として参加しないで、プロデューサーだけに専念するっていうのも将来的にやりたいな、と思っています。
ーー今後、主演兼監督というチャレンジしたいとも思いますか?
主演兼監督は僕にはできないと思いました。付き合いのある監督たちは「次は撮れよ」って言うんですよ。1話でもいいからって。でも無理ですね。自分の準備ができなくなっちゃうので、どっちも疎かになっちゃう。出演しないで監督だけだったらできるかもしれないですけど、それにはまだ経験値が足りていない。