Mar 17, 2019 interview

土屋太鳳『バンブルビー』の生きづらさを感じる主人公に共感?10代の自分、作品への想い語る

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志尊淳の仕事に対する真摯な姿勢

 

──チャーリーの隣人メモを演じた志尊淳さんの演技はいかがでしたか?

志尊くんの声を聞いた時、メモに会えた! と思いましたし、本当にメモなんだなとしみじみ感じました。志尊くんは仕事への取り組み方が中途半端じゃない人なんです。一つひとつの仕事に対して、ここで決めなくちゃ、ここで掴んでいかなくちゃという真摯な姿勢を感じました。収録は別々でしたが、志尊くんの声はすごく優しいし、ふざけるシーンでは変な声を出してくださったり、チャーリーとメモとして一緒に素敵な旅ができたなと思います。

──これまで共演はありませんでしたよね?

そうですね。でも今までお互い共演してきた方が被っているのもあって、志尊くんも私のことを、私も志尊くんのことを聞く機会があったので、やっと会えたみたいな感覚がありました(笑)。

 

共感した家族の描写、もし親になったら……?

 

──本作の魅力はどんなところだと思いますか?

人生や家族について描かれているストーリーや、劇中で主人公と一緒に冒険を体感できること。それに最新技術を駆使した映像は音響も含めてすごい迫力なので、観ている時も盛り上がれて、観た後も周りの人たちを大切にしたいと思える作品になっているところだと思います。

 

 

──家族の描写で共感した部分はどんなところでしたか?

チャーリーの家族はお互い理解しようとしているけど、最初はやっぱりみんな素直に感情を出せなく、生きにくそうですよね。でも本気でチャーリーを守ろうとした時に行動と共に愛情が沸いてくるのかなと思いました。私の母はよく「家族なんて一緒にいなくていいのよ」「みんな自立するために生活するんだから」と言うんです。私は家族が大好きなので一緒にいるのもいいと思いますけど、いざというときに駆けつけてくれる存在は大事だと思いますし、もし私が親になった時に、母のように「家族は一緒にいることももちろん大事だけど、お願いだから早く家から出て行ってちょうだい」「ちゃんと自立しなさい」って言えるような家族になれたらいいなと思います(笑)。

 

 

──ちなみに、今回、バンブルビーの車種がカマロからビートルに変更になっていましたが、土屋さんはどちらがお好きですか?

うーん……、カマロもかっこいいですけどビートルも可愛いですよね。どっちだろう(笑)!?

──土屋さんご自身は、車はお好きですか?

はい、すごく好きです。家でワーゲンのキャンピングカーに乗っていたので、すごく親近感はありますし、好きな車種もいろいろあります。カイエンも丸くていいですよね。いつかスポーツカーに乗りたいなぁって思っています。でも実は、免許はまだ持っていないので、2020年を超えた2年後くらいに免許を取れたらなと思います(笑)。

──具体的ですね(笑)。

今は電車に乗っておきたいんです。車に乗り始めたら、きっと車の世界に慣れて心地良くなってしまうと思うので、まだ電車からの景色を楽しんでいたい気持ちです(笑)。