早くもシリーズ展開の噂が浮上!?
全米興行収入1億8000万ドルを突破し、栄えあるアカデミー賞の長編アニメーション賞までも受賞し、その実力を全世界に証明した『スパイダーマン:スパイダーバース』。
オフィシャルの発表ではないものの、早くもシリーズ化の企画がスタートしたと各メディアが報じている。ソニーもマーベルも、これだけのモンスタータイトルをこのまま終わらせるわけはないし、原作コミックにはまだまだ魅力的なスパイダーマンたちが待機している(東映実写版の巨大ロボ・レオパルドンも忘れてはいけない!)。新たなマーベルの柱になるシリーズに成長することを期待せずにはいられない。
まずは記念すべきこの第1作目を劇場の大きなスクリーンで刮目し、新たなスパイダーマン、マイルス・モラレス誕生を祝福していただきたい。最後にもう一つ、マーベル映画では定番のエンドロール後のおまけ映像は本作でも健在なので、最後まで席は立たないことをオススメする。
取材・文/梅崎慎也
『スパイダーマン:スパイダーバース』
ニューヨーク、ブルックリン。マイルス・モラレスは、頭脳明晰で名門私立校に通う中学生。彼はスパイダーマンだ。しかし、その力を未だ上手くコントロール出来ずにいた。そんなある日、何者かにより時空が歪められる大事故が起こる。その天地を揺るがす激しい衝撃により、歪められた時空から集められたのは、全く異なる次元=ユニバースで活躍する様々なスパイダーマンたちだった――。
製作:アヴィ・アラド、エイミー・パスカル、フィル・ロード&クリストファー・ミラー、クリスティーナ・スタインバーグ 監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン 脚本:フィル・ロード、ロドニー・ロスマン 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 公開中 公式サイト:http://www.spider-verse.jp/site/