Jul 18, 2017 column

『攻殻』『AKIRA』『ポケモン』、そして『パワーレンジャー』が逆輸入公開! ますます急増するハリウッド実写化のジャパニーズコンテンツ

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7月15日から公開中のアクション大作『パワーレンジャー』は、日本の『スーパー戦隊』がルーツになっている。アメリカでTVシリーズ『パワーレンジャー』の放映が始まったのは、1993年。それ以来、独自の進化を遂げながら、現在まで人気が衰えることはない。国境を超えて、『パワーレンジャー』がここまで受け入れられるのはなぜなのか? 日本発の作品が“逆輸入”として戻ってくるパターンは今後も急増しそうなので、映画『パワーレンジャー』が日本の観客にどう受け入れられるか、期待が高まる。

 

日本生まれアメリカ育ちの『パワーレンジャー』、最新映画は第1シリーズをリブート

 

この夏、例年にも増してアクションヒーロー映画が話題になっているが、その中でも意外なまでに注目を集めているのが『パワーレンジャー』だ。純粋なハリウッド作品なのだが、そのルーツが日本にある事実は、今や多くの人が知っているだろう。それは、1970年代に日本で始まった『スーパー戦隊』シリーズだ。初期作品で有名な『秘密戦隊ゴレンジャー』(厳密には『ゴレンジャー』を『スーパー戦隊』に入れるかどうかには諸説あり)に象徴されるように、5人程度を基準に、それぞれカラーをもったヒーローチームが悪と戦う。こうした基本は、しっかりと映画版にも受け継がれている。

 

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今回の『パワーレンジャー』では、それぞれ悩みや孤独感を抱えた5人の高校生が、偶然手にした不思議なコインによって、戦士として覚醒するストーリーが展開。一人前のパワーレンジャーになるまでの苦闘も描かれるが、5人それぞれの葛藤や、仲間として育まれる絆などもドラマチックで、青春映画として爽やかな後味を残すのが特徴的だ。『スーパー戦隊』をまったく知らない人にも、すんなり入り込める作りだし、逆にスーパー戦隊のファンなら、要所に詰め込まれたオリジナルへのリスペクトに感激することだろう。

 

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『パワーレンジャー』がアメリカで放映され始めたのは、1993年。最初のシリーズが『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』だが、今回の映画『パワーレンジャー』は、その記念すべき第1シリーズのリブートである。このアメリカ(英語)版は、日本のオリジナル作品から特撮シーンなどをそのまま借用し(後に、アクションシーンもアメリカでしっかり作られるようになる)、それに合わせたドラマ部分を外国人キャストで撮影するという、ある意味で画期的なスタイルでスタートした。シリーズ開始当初は予算も限られていたので、苦肉の策といえる。その第1シリーズ『マイティ・モーフィン~』は、日本のオリジナル版では『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に対応し、原作の『スーパー戦隊』シリーズを基にするこのスタイルは2017年の最新シーズンまで継続されている(現在は、日本で2015~16年放映の『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に対応)。

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