日本時間1月22日22時30分、第98回米アカデミー賞ノミネート作品が発表された。この記事では作品賞にノミネートされた10作品をまとめて紹介。昨年2025年に公開され、すでに配信で鑑賞できる映画から、これから劇場公開が控えている作品など、幅広い作品がノミネートされた。
注目の授賞式は、日本時間3月16日(月)に行われる予定。

01. Best pictures 米アカデミー賞 作品賞ほか最多16部門ノミネート
『罪人たち』
オリジナル作品として“この10年で最大のオープニング成績”を樹立したスーパーナチュラル・ホラー
米国公開日:2025年4月18日 全世界興行収入:368,289,632ドル (2026年1月22日時点)
『ブラックパンサー』『クリード チャンプを継ぐ男』のライアン・クーグラー監督が自ら脚本・製作も務めた、ノンストップ・サバイバルホラー。すべての作品でタッグを組むマイケル・B・ジョーダンが主人公スモークとスタックの二役を演じ、それぞれアカデミー賞を受賞した、美術デザイナーのハンナ・ビーチラー、作曲家のルドウィグ・ゴランソン、衣装デザイナーのルース・E・カーターら『ブラックパンサー』チームが再集結した。
第98回アカデミー賞においては、作品賞ほか、監督賞、主演男優賞(マイケル・B・ジョーダン)、助演男優賞(デルロイ・リンドー)、助演女優賞(ウンミ・モサク)、キャスティング賞、脚本賞、編集賞、撮影賞、作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞、視覚効果賞、音響賞、歌曲賞(「I Lied to You」)、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、という今回最多、計16部門ノミネートを果たした。
あらすじ
双子の兄弟スモークとスタックは、一攫千金の夢を賭けて、当時禁じられていた酒や音楽をふるまうダンスホールを計画する。オープン初日の夜、多くが宴に熱狂する中、招かざる者たちの来客で事態は一変。歓喜は絶望にのみ込まれ、人知を超えた者たちの狂乱が幕を開ける。果たして、夜明けまで生き残ることが出来るのか‥‥。
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2025年6月20日 日本公開
監督・脚本・製作:ライアン・クーグラー/出演:マイケル・B・ジョーダン、ヘイリー・スタインフェルド、マイルズ・ケイトン、ジャック・オコンネル、ウンミ・モサク、ジェイミー・ローソン、オマー・ベンソン・ミラー、デルロイ・リンドー/配給:ワーナー・ブラザース映画 © 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema® is a registered trademark of Dolby Laboratories2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema® is a registered trademark of Dolby Laboratories
02. Best pictures 米アカデミー賞 作品賞ほか12部門・13ノミネート
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
ゴールデングローブ賞を制した怒涛のチェイス・バトル
米国公開日:2025年9月26日 全世界興行収入:206,331,454ドル (2026年1月22日時点)
世界三大映画祭を制し、オスカーノミネーションは11回という驚異のキャリアを誇るポール・トーマス・アンダーソンのもとに豪華アンサンブル・キャストが集結。次から次へと繰り広げられる怒濤のノンストップ・チェイスバトル。米批評家サイト「Rotten Tomatoes」で驚異のスコア98%の高評価を獲得。
第98回アカデミー賞においては、作品賞ほか、監督賞、主演男優賞(レオナルド・ディカプリオ)、助演男優賞(ベニチオ・デル・トロ、ショーン・ペン)、助演女優賞(テヤナ・テイラー)、キャスティング賞、脚色賞、編集賞、撮影賞、作曲賞、美術賞、音響賞の計12部門・13ノミネートを果たした。
あらすじ
最愛の娘と平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家のボブ。突然、娘がさらわれ、生活が一変する。異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”。次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、テンパりながらもボブに革命家時代の闘争心がよみがえっていく。ボブのピンチに現れる謎の空手道場の“センセイ”の手を借りて、元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じたボブと娘の運命の先にあるのは、絶望か、希望か、それとも‥‥。
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2025年10月3日 日本公開
監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン/出演:レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、レジーナ・ホール、テヤナ・テイラー、チェイス・インフィニティ、ウッド・ハリス、アラナ・ヘイム/配給:ワーナー・ブラザース映画 © 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
03. Best pictures 米アカデミー賞 作品賞ほか8部門ノミネート
『ハムネット』
ゴールデングローブ賞作品&主演女優賞受賞の文芸作
米国公開日:2025年11月26日 全世界興行収入:28,193,170ドル (2026年1月22日時点)
英女性小説賞、全米批評家協会賞を受賞し、世界から喝采を浴びたマギー・オファーレル著の同名小説「ハムネット」を、『ノマドランド』で第93回アカデミー賞にて作品賞、監督賞を受賞したクロエ・ジャオ監督が実写映画化。
第98回アカデミー賞においては、作品賞ほか、監督賞、主演女優賞(ジェシー・バックリー)、キャスティング賞、脚色賞、美術賞、作曲賞、衣装デザイン賞の計8部門ノミネートを果たした。
あらすじ
舞台は16世紀イングランドの小さな村。薬草の知識を持ち、不思議な力を宿したアグネス・シェイクスピアと、作家としてロンドンで活動する夫ウィリアム・シェイクスピア、そして3人の子どもたちが描かれる。夫がロンドンで働くため、父親不在のなかで子どもたちを守り奮闘するアグネスだったが、やがて不運にも11歳の息子ハムネットを失う。
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2026年4月10日 日本公開
監督:クロエ・ジャオ/出演:ジェシー・バックリー、ポール・メスカル、エミリー・ワトソン、ジョー・アルウィン/配給:パルコ ユニバーサル映画 ©2025 FOCUS FEATURES LLC.
04. Best pictures 米アカデミー賞 作品賞ほか9部門ノミネート
『マーティ・シュプリーム』
ハリウッドの若手代表格ティモシー・シャラメがA24と組んで”アメリカン・ドリーム“を追う
米国公開日:2025年12月19日 全世界興行収入:96,019,810ドル (2026年1月22日時点)
1950年代のNYを舞台に、実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得て、嘘つきで女たらしで自己中な“最低男”、マーティ・マウザーの最高のロマンを描く。第83回ゴールデングローブ賞[映画部門]主演男優賞に輝いたティモシー・シャラメのオスカーなるかに注目。
第98回アカデミー賞においては、作品賞ほか、監督賞、主演男優賞(ティモシー・シャラメ)、脚本賞、撮影賞、キャスティング賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞の計9部門ノミネートを果たした。
あらすじ
NYの靴屋で働きながら卓球で世界一の選手を夢見るマーティ・マウザー。世界選手権で敗れた日本人選手エンドウに勝ち、世界一になるため日本を目指す。不倫相手のレイチェルが妊娠、卓球協会からは選手資格はく奪、資金は底をつき、あの手この手で遠征費用を集めようとするが‥‥。マーティが見つけた”夢より大事なもの“とは。
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2026年3月13日 日本公開
監督・脚本:ジョシュ・サフディ/出演:ティモシー・シャラメ、グウィネス・パルトロウ、オデッサ・アザイオン、ケビン・オレアリ―、タイラー・オコンマ(タイラー・ザ・クリエイター・ラッパー)/配給:ハピネットファントム・スタジオ © 2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.
05. Best pictures 米アカデミー賞 作品賞ほか9部門ノミネート
『センチメンタル・バリュー』
第78回カンヌ国際映画祭グランプリ 家族の物語が賞レースを席巻
仏公開日:2025年8月20日 全世界興行収入:16,000,087ドル (2026年1月22日時点)
第94回アカデミー賞で脚本賞・国際長編映画賞の2部門にノミネートされ、日本でもヒットした『わたしは最悪。』のヨアキム・トリアー監督が次なるテーマに選んだのは、愛憎入り混じる“親子”という名のしがらみ。主演には再びレナーテ・レインスヴェを迎え、映画監督の父親役には名優ステラン・スカルスガルド。複雑かつ緊張感に満ちた人間模様を浮かび上がらせる。
第98回アカデミー賞においては、作品賞ほか、監督賞、主演女優賞(レナーテ・レインスヴェ)、助演男優賞(ステラン・スカルスガルド)、助演女優賞(インガ・イブスドッテル・リッレオース、エル・ファニング)、脚本賞、編集賞、国際長編映画賞の計8部門・9ノミネートを果たした。
あらすじ
オスロで俳優として活躍するノーラと、家庭を選び息子と穏やかに暮らす妹アグネス。そこへ幼い頃に家族を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴが現れる。自身15年ぶりの復帰作となる新作映画の主演を娘に依頼するためだった。怒りと失望をいまだ抱えるノーラは、その申し出をきっぱりと拒絶する。ほどなくして、代役にはアメリカの人気若手スター、レイチェルが抜擢。さらに撮影場所がかつて家族で暮らしていた思い出の実家であることを知り、ノーラの心に再び抑えきれない感情が芽生えていく。
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2026年2月20日 日本公開
監督:ヨアキム・トリアー/出演:レナーテ・レインスヴェ、ステラン・スカルスガルド、インガ・イブスドッテル・リッレオース、エル・ファニング/配給:NOROSHI ギャガ © 2025 MER FILM / EYE EYE PICTURES / LUMEN / MK PRODUCTIONS / ZENTROPA ENTERTAINMENTS5 APS / ZENTROPA SWEDEN AB / KOMPLIZEN FILM / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ARTE FRANCE CINÉMA / FILM I VÄST / OSLO FILM FUND / MEDIEFONDET ZEFYR / ZDF / ARTE