エッフェル塔の完成に挑戦したギュスターヴ・エッフェルの成功と、ある女性への秘められた想いを情熱的、かつ、大胆に創作したヒューマン・ラブストーリー、映画『エッフェル塔~創造者の愛~』。この度、ロマン・デュリスとエマ・マッキーによる2ショットインタビュー映像が公開された。
本映像でロマン・デュリスは、ギュスターヴ・エッフェルを演じたことについて「(塔の)下に立って見上げると思わず息をのむ迫力だ。観客に説得力があるかが気になるね。僕が作業員を使って、これを建造した男に見えるかと多少の不安があった。でも有名な天才を演じるというのはやりがいのある仕事だよ。」と語っている。
エマ・マッキーは本作の衣装のこだわりとして「時代劇の衣装だけど衣服のすべてが当時のまま再現されているわけじゃないの。大筋では時代考証に従いながらも生地はデニムを使っていたりする」という裏話とともに、ギュスターヴの衣装にも言及したうえで「時代劇の衣装にしてはかなりの解放感だったわね。型に押し込まれることなく演技できたのはよかった」とスタッフの仕事を褒めたたえている。
また、ロマン・デュリスは、歴史上の有名人を演じることへプレッシャーを感じなかった理由として「僕は役者として、チームの一員として映画を作っているんだ。ギュスターヴ・エッフェルもみんなの作品だ。」と回答し、「僕は役者にすぎないんだ。役の背後にいるのが心地いい。」と俳優としてプロフェッショナルな顔を見せている。さらに、エマ・マッキーは本作がフランス語の映画初出演であり、「映画の話が来たのは、フランス映画に出たいと思っていた時期だった」と振り返り、共演のロマン・デュリスについては「人間としても俳優としても、彼の誠実さを尊敬していた」と絶賛した。
映画『エッフェル塔~創造者の愛~』は、2023年3月3日(金)より全国公開。
アメリカ〈自由の女神像〉の制作に協力したことで大いなる名声を獲得した、ギュスターヴ・エッフェル。世間では3年後の1889年に開催される「パリ万国博覧会」の話題でもちきりだった。そのシンボルモニュメント制作のコンクールには全く興味のなかったエッフェルだが、パーティーの席で大臣から強く参加を要請される。さらに、久しぶりに再会した友人で記者のアントワーヌ・ド・レスタックの妻・アドリエンヌから「大臣と同感です。ぜひ見てみたい。野心作を」と言われたエッフェルは突然、「ブルジョワも労働者も皆が楽しめるように、パリの真ん中に300mの塔をすべて金属で造る」と宣言する。実は初対面のふりをしたレスタックの妻は、エッフェルにとって忘れられない女性だった‥‥。
監督:マルタン・ブルブロン
出演:ロマン・デュリス、エマ・マッキー、ピエール・ドゥラドンシャン、アルマンド・ブーランジェ、ブルーノ・ラファエリ
配給:キノフィルムズ
© 2021 VVZ Production – Pathé Films – Constantin Film Produktion – M6 Films
2023年3月3日(金) 新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
公式サイト https://eiffel-movie.jp/