第26回電撃小説大賞でメディアワークス文庫賞受賞作品であり、日本、韓国、中国書籍の合計発行部数が50万部を突破(2022年7月時点)するなど、国境を超えて異例の大ヒットを記録している一条岬の同名恋愛小説を、なにわ男子の道枝駿佑×福本莉子のW主演で映画化した、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(通称『セカコイ』)。眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝)の儚くも切ない愛の物語。古川琴音、松本穂香、萩原聖人、野波麻帆、水野真紀、野間口徹、前田航基、西垣匠と注目の若手からベテラン勢までが脇を固めた。
ヨルシカが初となる実写映画主題歌として描き下ろした「左右盲」は、右と左のとっさの区別がつかない様を記憶が少しずつ失われていく真織になぞらえた、繊細で澄み渡りながらも切なさが溢れる楽曲。情報解禁時には「映画の世界観にピッタリすぎる!」と大きな話題となった。そしてこの度、〈「セカコイ」×主題歌「左右盲」1日で消えてしまうPV〉が、今夜、21:00より24時間限定で配信することが決定。
楽曲と併せて映し出される映像には、透の嘘の告白を受け入れる代わりに真織が3つの条件を出すシーンや、真織が自身の記憶障害を透に告白するシーンなど、本編初解禁となる映像が含まれている。更に、真織の記憶障害を理解し支える親友・泉(古川)や、透の幸せを願う姉・早苗(松本)が、それぞれの視点から真織と透の未来を案ずる姿も描かれている。さらに、映像公開に先立ち、スペシャルPV映像で使用されている印象的なシーンから、最新カットが公開された。
本作の監督を務めるのは、『僕等がいた 前篇・後篇』(2012)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)など数々の恋愛映画を創り上げてきた名手・三木孝浩。脚本は『君は月夜に光り輝く』(2019)の月川翔と『明け方の若者たち』(2021)の松本花奈が共作し、映画音楽には、『糸』(2020)で第44回日本アカデミー賞・優秀音楽賞にもノミネートされた亀田誠治を迎え、現在の日本映画界で、恋愛映画を作るにあたり、これ以上ない最高峰のクリエイターたちが奇跡のタッグを組んだ。
映画『今夜、世界からこの恋が消えても』は7月29日(金)より全国公開。
クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は“お互い絶対に本気で好きにならないこと”を条件にその告白を受け入れた。そうして始まった偽りの恋。やがてそれが偽りとは言えなくなったころ‥‥僕は知る。「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」彼女はその日の出来事を日記に記録して、朝目覚めたときに復習することで何とか記憶をつなぎとめていた。その日ごとに記憶を失ってしまい、明日が来ることを恐れながら生きる彼女と、一日限りの恋を積み重ねていく日々。しかし僕には真織に伝えていないことがひとつだけある。だから、真織の幸せを守るために、僕は“ある作戦”を立てた。
監督:三木孝浩
原作:一条岬『今夜、世界からこの恋が消えても』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
出演:道枝駿佑(なにわ男子)、福本莉子、古川琴音 / 前田航基、西垣匠、松本穂香、野間口徹、野波麻帆、水野真紀 / 萩原聖人
配給:東宝
©2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会
2022年7月29日(金) 全国公開
公式サイト sekakoi-movie.toho.co.jp