彼がいなければ、ビートルズも、クイーンも存在しなかった‥‥世界史上最も売れたソロアーティスト、エルヴィス・プレスリーの誰も知らなかった真実の物語を、『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が映画化した、映画『エルヴィス』。
エルヴィス本人を演じるのは、若手の旗手オースティン・バトラー。そして、エルヴィスの才能を見出した破天荒なマネージャー、トム・パーカー役を2度のアカデミー賞受賞俳優トム・ハンクスが演じる。圧倒的なライブパフォーマンスを体感する、本年度最注目のミュージック・エンタテイメント。
この度、エルヴィスのファッションの影響力について、キャスト/スタッフが語る特別映像を独占公開。
それまで黒人の音楽とされていた、R&Bやゴスペルを、白人の音楽であったカントリーとミクスチャーすることで、全く新しいロック&ロールという新ジャンルを生み出したエルヴィス。音楽に取りつかれたかのようにセクシーで激しいダンスをしながら歌い上げるそのパフォーマンスは、全米中の若者の心を捉えた。
映像の中で監督のバズ・ラーマンは、「音楽・ルックス・ファッションを含め、エルヴィスは文化を象徴するシンボルなんだ」と語り、もはや時代のアイコン的存在であったことを明らかにしてるが、若者を熱狂させたのは彼の歌やダンスだけではない。当時としては珍しい奇抜なファッションや、彼のスタイルそのものが、新しいものを求めていた若者の心を捉え、一気にムーブメントを巻き起こした。
エルヴィスの波乱万丈な人生を珠玉のライブシーンと共に紡いだ本作でも、ファッションは絶対に外すことのできない大事なピースの一つ。長い年月と膨大な資料、更には当時を知る人物に直接コンタクトをとるなどして、各年代ごとのエルヴィスのスタイルを再現していった。バズ監督と30年以上にわたりタッグを組み、本作の製作と美術、そして衣装を担当したキャサリン・マーティンは、「バズはエルヴィスがアイコンであった瞬間を描こうとしました。そのために最大限のリサーチをして、彼の象徴的なデザインを通して物語を創り上げたのです。」と語り、ファッションからも、かれの人生の変化がみてとれるようにしていたことを明かしている。
エルヴィスを演じたオースティンに用意された衣装は、なんと90着以上もあったそうだが、オースティンは「キャサリンが率いるチームは間違いなく精鋭ぞろいでした。彼女の用意してくれた衣装を着て鏡の前に立つと、役に入り込めるのです。」と語り、役作りに大きな影響を与えたことを明かす。中でも、しばらく音楽の世界を離れていたエルヴィスの復帰番組として伝説となったテレビ番組、68年のカムバックスペシャルのシーンで着用した黒いレザースーツがお気に入りのようで、「68年の特別番組で着たレザーの衣装が力をくれました。あの黒いスーツを着た途端、最高の気分になれたのです。」と振り返った。
ロックを創り、世界を変えたエルヴィス・プレスリーの真実を描き、すべてが始まったその熱狂のライブを体験する映画『エルヴィス』は、7月1日(金)より全国公開。
世界史上最も売れたソロアーティスト、エルヴィス・プレスリー。彼がいなければ、ビートルズも、クイーンも存在しなかった。 エルヴィスの誰も知らなかった真実の物語を、『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が映画化。
監督:バズ・ラーマン
出演:オースティン・バトラー、トム・ハンクス、オリヴィア・デヨング、コディ・スミット=マクフィー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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2022年7月1日(金) 全国公開
公式サイト elvis-movie.jp