自分が妊娠するとはまったく思っていなかった男性も妊娠するようになってから約50年。そんな世界を舞台に、突然の妊娠に悪戦苦闘する主人公と周囲の人々をコミカルに描いたNetflixシリーズ『ヒヤマケンタロウの妊娠』が4月21日(木)よりNetflixにて全世界独占配信される。
主人公の桧山健太郎に斎藤工、そのパートナー瀬戸亜季役に上野樹里がキャスティングされている本作。原作は、坂井恵理による同名コミックス(講談社「BE LOVE KC」所載)。主人公の桧山が予想外の妊娠をきっかけに今まで見てこなかった社会の様々な問題に直面し、奮闘しながら徐々に周囲の人とそして自分自身を変えていく姿を描いた成長の物語。
仕事も遊びも軽やかにこなし、順風満帆な人生を謳歌するの桧山に突然の妊娠という予想外の出来事が起こるシーンから始まる本予告映像が公開された。
つわりで仕事に支障をきたし、妊娠したことを伝えられず上司に睨まれ、様々な身体の変化にも困惑する桧山。そしてパートナーの亜季も自分が親になることは考えてもいなかったため、事実を知り激しく動揺する。しかし友人の「男性が生んでくれるなんていい時代じゃん!」の一言に打算も働き、桧山に産むことを提案。喧々諤々の話し合いの末、出産を決意する。
脇を固める、筒井真理子、リリー・フランキー、岩松了、高橋和也ら個性派俳優による思わず笑いを誘ってしまう場面も盛りだくさん。しかし、コミカルな中にも桧山が妊娠することで、それまでの先入観や周囲の無理解と対峙することで、自分たちの中にもある”無自覚の偏見”に初めて気が付き、考え、ともに成長していく様子が真摯に描かれている。さらに、「“らしさ”って何なんですかね?女らしさとか、男らしさとか」という桧山の言葉で、社会に刷り込まれた固定観念にハッとさせられる。
真面目だけれど、どこかクスッと笑える社会派コメディ、Netflixシリーズ『ヒヤマケンタロウの妊娠』は、4月21日(木)よりNetflixにて全世界独占配信。
舞台は、男性が妊娠・出産するようになった世界。広告代理店の第一線で仕事をバリバリこなすハイスペック男子の桧山健太郎はある日突然、自分が妊娠していることを知る。同じく仕事最優先のパートナーの瀬戸亜季も自分が親になることは考えていなかったため、想定外の出来事に戸惑う二人。妊娠を告げた日から社会から向けられる予想外の眼差しや、「妊婦」が体験する苦労を「妊夫」として向き合う桧山と、そんな彼と共に悩み、寄り添おうとする亜季。現代の妊娠・出産にまつわる多くの問題に直面しながらも二人は「産む」決意をするのだが、マイノリティである男性妊娠に対して社会の風当たりは強く…。
監督:箱田優子、菊地健雄
原作:坂井恵理「ヒヤマケンタロウの妊娠」(講談社「BE LOVE KC」所載)
出演: 斎藤工、上野樹里、筒井真理子、岩松了、高橋和也、宇野祥平、山田真歩 / リリー・フランキー、細川岳、前原滉、森優作、山本亜依、伊勢志摩、篠原ゆき子、橋本淳、小野ゆり子、木竜麻生、斉木しげる、根岸季衣
2022年4月21日(木) Netflixにて全世界独占配信