『ジョーカー』の衝撃を超える、狂気と感情が爆発する謎解きサスペンスアクション、映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』。DCユニバースに属さない本作は、クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来、全世界が待ちわびたバットマンの単独映画となる。
本作はサスペンスの要素が色濃く、知能犯リドラーが社会に蔓延した嘘を暴いていくところから物語が始まる。そして、最後の標的は、若き日の青年ブルース。彼の嘘が暴かれ、本性が狂気に変貌していく。バットマン2年目の未完成のブルース・ウェインの姿は、今まで見たことないほどミステリアスかつエモーショナルに描かれている。
この度、本作の日本語吹替版キャストが発表。あわせて、吹替版予告映像が公開された。
未熟で、善と悪の間で揺らぐ人間味溢れるブルース・ウェイン(バットマン)を担当するのは、『劇場版 呪術廻戦0』『鬼滅の刃』などで知られる櫻井孝宏。『トワイライト』シリーズや『TENET テネット』など数々の作品でバットマン役のロバート・パティンソンの吹替えを担当している櫻井は、「歴史あるタイトルへ参加できて光栄です。重厚な世界観、孤独を背負う登場人物たち、ストーリーに仕掛けられた謎。 狂気が溢れる壊れた街に、センシティブで危うい新たなバットマンが誕生します」とコメント。未熟で人間味溢れる新しいバットマン像にどのように生命を吹き込むか、期待が高まる。
ネコのようなマスクを纏った謎の女泥棒セリーナ・カイル(キャットウーマン)に『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のファイルーズあい。キャットウーマンの「意志の強い瞳や、自分を見失わずに戦い続けるところ」に惹かれ、「猫のように飄々と振る舞いながらも、様々な出来事に葛藤する彼女を演じることはとても難しかった」と明かした。ゴッサム・シティを恐怖に陥れる史上最狂の知能犯リドラーを担当するのは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の石田彰。「バットマンの敵役として歴史のあるリドラーの吹替えで日本語吹替版に参加できることは大変光栄なことなのですが、同時に大きなプレッシャーでもありました」と明かす。ゴッサム・シティの闇に通じるペンギンを担当するのは、名優・金田明夫。演じてみて「ハラハラワクワクドキドキ気分で一杯になった」そうで「このバットマン、いゃあ面白い!間違いなく面白い!是非、劇場に足を運んで下さい!」と作品への期待を語った。
さらに、両親を亡くしたブルースを支えるアルフレッド・ペニーワースに相沢まさき、強い正義感を持つゴッサム・シティの刑事ジェームズ・ゴードンに辻親八、ゴッサム・シティ最大の悪党ファルコーネに千葉繁、ブルースの亡き父トーマス・ウェインに森久保祥太郎が決定し、個性溢れる実力派キャストが作品を彩る。
さらに、1分でわかる!Who is THE BATMAN?特別映像も公開された。
映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は、3月11日(金)より全国公開。
優しくもミステリアスな青年ブルース。両親殺害の復讐を誓い、悪と敵対する存在“バットマン”になって2年目のある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生。その犯人を名乗るのは、史上最狂の知能犯リドラー。彼は犯行の際、必ず“なぞなぞ”を残し、警察や世界一優秀な探偵のブルースを挑発する。最後のメッセージは「次の犠牲者はバットマン」。彼はいったい何のために犯行を繰り返すのか?そして暴かれる、政府の陰謀とブルースにまつわる過去の悪事や父親の罪。すべてを奪おうとするリドラーを前に、ついに彼の良心が狂気に変貌していく。
監督:マット・リーヴス
出演:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライト ほか
配給:ワーナーブラザース映画
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2022年3月11日(金) 全国公開