「告白」「母性」などのベストセラー作家、湊かなえの集大成とも言われる小説を原作に、『ラーゲリより愛を込めて』『護られなかった者たちへ』の瀬々敬久が監督を務めた、映画『未来』。このたび本作の本予告映像とポスタービジュアルが公開され、あわせて、物語の鍵を握る「未来のわたし」の声を西野七瀬が務めることが発表された。
映画化発表時から注目を集め続けている本作。キャストには、主演の黒島結菜を筆頭に、圧倒的な存在感を放つ新鋭・山﨑七海、さらには坂東龍汰、細田佳央太、近藤華ら次世代の実力派たち、そして、彼らを支える松坂桃李、北川景子とい豪華布陣が揃った。湊かなえ史上「最も過酷」な世界観のもと、それぞれが魂をぶつけ合うアンサンブルは、圧巻の一言。描かれるのは、単なるミステリーを超えた、“大切な人を必死に守ろうとする者たちの愛”に溢れた、救いの物語だ。

このたび公開された本予告映像は、主人公・真唯子の教え子である章子が放つ、「この世界は、狂ってます」という衝撃的な一言で幕を開ける。映像では父の死、世の中に対して心を閉ざした母との生活、そして母の新しい恋人からの理不尽な暴力にさらされる章子の姿が、痛々しくもリアルに描かれる。さらに、「未来のわたし」から届いた手紙に記された「光ある未来が待っています」という言葉を支えに生きようとする章子を、あざ笑うかのように追い詰めていく現実が映し出される。「殺す‥‥」章子はついに禁断の計画へ。教え子を救おうと駆けつける真唯子に対し、「なんで今なのよ!」と怒りをぶつける章子の叫びが、切実な感情とともに響き渡る。そして、「あなたを守りたかった」と言う母の姿、真唯子が章子を抱き寄せる姿が重なり合う。果たして、誰が章子を守るのか? 燃える手紙が意味するものとは? 痛みと願いが交錯し、強い余韻を残す映像となっている。
さらに、物語の核心「未来のわたし」の声の主も明らかに。姿を見せず、声のみでこの重要な役割を担うのは、『90メートル』『免許返納!?』など2026年も出演作が控える西野七瀬。『少年と犬』に続いて瀬々監督作品への参加となった西野は、悲しみの底にいる章子を励まし、絶望の淵に立つ彼女の心を支える存在として、「未来のわたし」を演じている。
▼西野七瀬コメント
以前映画でご一緒させていただいた瀬々監督からお声がけいただき、参加できたことが嬉しかったです。「”20年前のわたし”に語りかける」という役柄は、監督と色々な表現を試しながら作り上げることができました。どうしようもできない環境にいながらも、それぞれが勇気を出して現状を変えようと動く姿に心を打たれました。そんな物語の中で、この手紙の存在が”ささやかな希望”になっていたら嬉しいなと思います。
映画『未来』は、2026年5月8日(金)より全国公開。
【黒島結菜、瀬々敬久(監督)、湊かなえ(原作)らのコメントはこちら】

複雑な家庭環境で育ちながらも、祖母の期待に応えて教師になるという夢を叶えた真唯子。彼女の教え子・章子のもとにある日、一通の手紙が届く。差出人は「20年後のわたし」。
半信半疑のまま返事を書くことで、父を亡くした悲しみや、心を閉ざした母との孤独な日々に耐えていた章子だが、母の新しい恋人からの暴力、壮絶ないじめ、そして信じがたい事実が彼女を容赦なく追い詰めていく。深い絶望の中、章子は唯一心を通わせる友人・亜里沙と「親を殺す」という禁断の計画を立てるのだった。
そんな章子を救おうと真唯子は、残酷な現実と社会の理不尽さに押しつぶされそうになりながら、それでも手を差し伸べようとするが‥‥。
監督:瀬々敬久
原作:湊かなえ『未来』(双葉文庫)
出演:黒島結菜、山﨑七海、坂東龍汰、細田佳央太、近藤華、松坂桃李、北川景子
配給:東京テアトル
©2026 映画「未来」製作委員会 ©湊かなえ/双葉社
2026年5月8日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
公式サイト mirai-movie