15年にわたり世界200カ国以上で放送され、英国ドラマの金字塔ともいえる「ダウントン・アビー」。2026年1月16日(金)に控える最新作にして“究極の完結編”、映画『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』の公開を前に、最新作の鍵となる「財政の危機」や「次の世代へのバトン」をより深く楽しめる<特別おさらい映像>が公開された。
「いよいよフィナーレです。その前におさらいが必要? ネタバレは少なめにね」というロバート役のヒュー・ボネヴィルと長女メアリー役のミシェル・ドッカリーの案内からスタートする本映像は、最新作の物語に繋がる前作『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』のハイライトシーンをダイジェストで振り返る構成となっている。
ダイジェストでは、ダウントン・アビーの改修費を捻出するため、屋敷で映画撮影が行われたシーン、先代グランサム伯爵夫人バイオレットが、フランスの侯爵から別荘を遺産として相続し、その後逝去したシーン。そして執事のトーマスが、自らの幸せと新しい人生を求め、長年勤めたダウントンを去る決断を下したシーンのほか、それぞれの転機やターニングポイントなどがまとめられた。
本おさらい映像は、ダウントン・アビーがこれまで歩んできた激動の歴史と、おなじみのキャスト陣の変化と変わらない愛情を再確認させるとともに、『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』が、クローリー家と使用人たちの物語の集大成となる感動的な完結編であることを示唆。長年のファンの方々はもちろん、この機会に壮大な物語に触れたいという方にとっても、前作の復習と最新作への予習が一度にできる、必見の映像となっている。


2008年のTVシリーズの企画から「ダウントン・アビー」の制作チームを率いてきたプロデューサーのギャレス・ニームによれば、「先代伯爵夫人バイオレットの並外れた人生に美しい幕を引いた第2作で完結とせず、第3作では、他の登場人物たちの人生に深く踏み込み、次の世代へ“ダウントン”がどう受け継がれていくかを描いた」という。
最新作の舞台は1930年夏。イギリス社交界の頂点“ロンドン・シーズン”が開幕し、クローリー家の人々と使用人たちは胸を躍らせていた。しかし、物語は最大の危機を迎える。長女メアリーの離婚が新聞に報じられ、時代に冷遇されたメアリーは社交界から追放。さらに、母コーラの弟ハロルドが、亡き母の遺産の大半を投資で失ったと報告。屋敷の改修費も消滅したことで、ダウントン・アビーは財政破綻の危機に。ロバートからメアリーへの当主継承にも暗雲が立ち込める中、誇り高き彼らが下す“最後の決断”とは‥‥。
映画『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』は、2026年1月16日(金)より全国ロードショー。

1930年。クローリー家とダウントン・アビーの使用人たちは、きらびやかな夏の社交シーズンをロンドンで迎えていた。しかし、長女メアリー離婚のニュースが社交界を揺るがし、一家の名声を脅かす。社交界から締め出されたメアリーの前に現れたのは、ニューヨーク出身の財務アドバイザー:サムブルック。母コーラの弟ハロルドに連れられてダウントンを訪れ、離婚直後のメアリーに甘い言葉を囁く。そして、彼はハロルドがコーラの遺産を投資につぎ込み大失敗したことを告げ、財政難に苦しむダウントンを救うために、ロンドンにある社交用の別荘を売却することを提案する。
監督:サイモン・カーティス
出演:ヒュー・ボネヴィル、ローラ・カーマイケル、ジム・カーター、ラケル・キャシディ、ポール・コプリー、ブレンダン・コイル、ミシェル・ドッカリー、ケヴィン・ドイル、マイケル・フォックス、ジョアンヌ・フロガット、ポール・ジアマッティ、ハリー・ハッデン=パトン、ロブ・ジェームズ=コリアー、アレン・リーチ、フィリス・ローガン、エリザベス・マクガヴァン、ソフィー・マクシェラ、レスリー・ニコル、ダグラス・リース、ペネロープ・ウィルトン
配給:ギャガ
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2026年1月16日(金) TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー