映画『ザ・ホエール』で第95回アカデミー賞主演男優賞受賞に輝き、その演技で世界から絶賛を浴びたオスカー俳優、ブレンダン・フレイザー主演作、映画『レンタル・ファミリー』が、2026年2月27日(金)より日本公開される。そんな本作より、ブレンダン・フレイザーとHIKARI監督のインタビューを収録した特別映像が公開された。
本作は日本を舞台に贈る、世界が経験したことのない未知の出会いに満ちた感動のドラマ。東京で暮らす落ちぶれた俳優フィリップ(ブレンダン・フレーザー)は、日本での生活に居心地の良さを感じながらも、本来の自分自身を見失いかけていた。そんな中、“レンタル家族”として他人の人生の中で“仮の”役割を演じる仕事に出会い、想像もしなかった人生の一部を体験する。そこで見つける、生きる喜びとは?
監督を務めるのは、長編デビュー作『37セカンズ』でベルリン国際映画祭ほか世界中の映画祭で注目を集め、「Beef/ビーフ」「TOKYO VICE」などの話題作を手掛けてきた、アメリカをベースに活躍する日本人監督のHIKARI。
ブレンダン・フレイザーは、オスカーを手にした後の初の出演作品として選んだ本作で、東京で暮らす落ちぶれた俳優・フィリップという役どころに挑戦。かつて、歯磨き粉のCMで一世を風靡し一躍人気者となるも、世間からはすっかり忘れ去られつつあるアメリカ人中年男性を演じる。


このたび公開された特別映像の冒頭では、ブレンダンが「東京では何でも借りられる。家族代行も例外じゃない」と語り、彼が演じるフィリップが“レンタル新郎”として結婚式に参列するシーンが映し出される。HIKARI監督は、“レンタル家族”というサービスについて「大都会の東京で孤独を感じたら、友人や両親や兄弟や恋人などレンタルすることができる」と説明。これに続けてブレンダンは「常識では理解しにくい関係だが、偏見を取り払って眺めてみると深い意味が見えてくる」と語り、サービスが抱える複雑さと奥行きを示唆する。


フィリップがある日「レンタル・ファミリー」会社にスカウトされることから本作の物語が動き出す。映像の後半では“外国人の父親”役として親子関係を築くこととなる美亜(ゴーマン シャノン 眞陽)や、かつての大物俳優・喜久雄(柄本明)との出会いが、フィリップの運命を大きく変えることとなる。ブレンダンは「異国の地で生きる主人公が、やっと居場所を見つける物語」と語り、監督は「フィリップは無意識に人との絆を求めていた。あらゆる出会いが彼の人生を彩っていく」と主人公の心情を読み解く。映像の最後でブレンダンは、本作について「家族の意味や、自分にとって大切な人は誰かを考えさせてくれる物語だ」とメッセージを送っている。

映画『レンタル・ファミリー』は、2026年2月27日(金)より日本公開。

東京で暮らす落ちぶれた俳優フィリップは、日本での生活に居心地の良さを感じながらも、本来の自分自身を見失いかけていた。そんな中“レンタル家族”として他人の人生の中で“仮の”役割を演じる仕事に出会い、想像もしなかった人生の一部を体験する。
監督:HIKARI
出演:ブレンダン・フレイザー、平岳大、山本真理、柄本明、ゴーマン シャノン 眞陽ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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2026年2月27日(金) 日本公開
公式サイト rentalfamily