Nov 24, 2025 news

映画『ペリリュー』 田丸(cv.板垣李光人)×吉敷(cv.中村倫也)の固い絆が感動を呼ぶ「友情編」ほか<3種のテーマ予告>を公開

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かわいらしいタッチでありながら戦争が日常であるという狂気をリアリティをもって描く、武田一義の漫画を劇場アニメーション化した、映画『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』。この度、本作を3つの側面から捉えた「史実編」「過酷な戦場編」「友情編」の<3種のテーマ予告>が公開された。

「史実編」では、当時東洋一の飛行場を持つと言われたペリリュー島をかけて繰り広げられた、日本軍1万人と米軍4万人の史実に沿った戦いが映し出される。圧倒的戦力差に兵士が次々倒れていき、終戦を知らず2年半も孤独に戦い続け、最終的に生き残ったのはわずか34人という恐るべき事実。そして映像終盤、田丸(CV:板垣李光人)の「君とやり始めたことを僕はやり切るよ」という言葉が示す意味とは‥‥。

「過酷な戦場編」では、敵空軍や戦車などからの度重なる襲撃を受け、壮観な海は真っ赤な血の海と化し、次々と倒れていく兵士たちが映し出されるほか、吉敷(CV:中村倫也)が思わず「はなから、勝ち目がない」とこぼしてしまうシーンも。惨たらしく、甚大なる被害を生んだ戦場の様子があらわとなる

「友情編」では、いつも互いに鼓舞して手を取り合い、共に生き抜いていく若き青年兵たちを収めている。功績係として自身の役割を全うする心優しき田丸と、高い戦闘スキルと勇敢で堂々たる姿が際立つ吉敷。対照的な魅力を兼ね備えた2人が紡ぎ出す友情物語は、主題歌担当・上白石萌音の優しい歌声と相まって、胸が揺さぶられる。

映画『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』は、2025年12月5日(金)より全国公開。

作品情報
映画『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』

太平洋戦争末期の昭和19年、南国の美しい島・ペリリュー島。そこに、21歳の日本兵士・田丸はいた。漫画家志望の田丸は、その才を買われ、特別な任務を命じられる。それは亡くなった仲間の最期の勇姿を遺族に向けて書き記す「功績係」という仕事だった。9月15日、米軍におけるペリリュー島攻撃が始まる。日本軍は次第に追い詰められ、満身創痍のまま持久戦を強いられてゆく。田丸は仲間の死を、時に嘘を交えて美談に仕立てる。正しいこと、それが何か分からないまま‥‥。そんな彼の支えとなったのは、同期ながら頼れる上等兵・吉敷だった。2人は共に励ましあい、苦悩を分かち合いながら、特別な絆を育んでいく。

監督:久慈悟郎

原作:武田一義「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」(白泉社・ヤングアニマルコミックス)

声の出演:板垣李光人、中村倫也、天野宏郷、藤井雄太、茂木たかまさ、三上瑛士

配給:東映

©武田一義・白泉社/2025「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」製作委員会

2025年12月5日(金) 全国公開

公式サイト peleliu-movie