Oct 28, 2025 news

『ダイ・ビューティフル』で東京国際映画祭の2冠に輝いた鬼才ジュン・ロブレス・ラナが描くサイコスリラー 映画『アバウトアス・バット・ノット・アバウトアス』

A A
SHARE

ジュン・ロブレス・ラナ監督の新作、映画『アバウトアス・バット・ノット・アバウトアス』の予告映像とメインビジュアルが公開された。

本作は、孤独な文学教授と若き作家志望の青年が、亡き恋人の秘密を巡って繰り広げるワンシチュエーションの会話劇。文学教授と作家志望の学生のささやかな再会に亡くなったはずの恋人の記憶が往来し、やがて物語はサイコスリラーへと変貌していく。

監督・脚本を手掛けるのは『ダイ・ビューティフル』で東京国際映画祭の観客賞と最優秀男優賞の2冠を制したジュン・ロブレス・ラナ。「死」をトリガーに「生」と「性」に鋭くメスを入れ、現代フィリピンの病巣と愛憎を描いた本作は、発表するや国内外の映画祭で20冠近くに輝き、フィリピンでは舞台化も決定している。

映画『アバウトアス・バット・ノット・アバウトアス』は、2026年1月17日(土)より全国順次公開。

作品情報
映画『アバウトアス・バット・ノット・アバウトアス』

コロナ渦に沈む大都会マニラの老舗レストラン。著名な小説家である恋人マルコスを亡くしたばかりのフィリピン文学教授エリックは、教え子のランスと再会の約束をし、喪失感を抱えつつも、自分を慕うランスとの時間を楽しみにしていた。アップルパイとダフトパンクの話題で 距離を縮めてゆく2人だったが、マルコスの話をきっかけに空気は一変する。自分を見つめるランスの瞳の奥から、エリックはマルコスの驚くべき真実を知ることになる。

監督・脚本:ジュン・ロブレス・ラナ

出演:ロムニック・サルメンタ、イライジャ・カンラス

配給:サムワンズガーデン

© The IDEAfirst Company, Octobertrain Films, Quantum Films

2026年1月17日(土) シアター・イメージフォーラム他にて全国順次公開