イギリス映画『SEBASTIANセバスチャン』の予告映像、ポスタービジュアルイメージが公開された。

ロンドンに暮らす25歳の小説家志望の青年マックスは、デビュー作の着想を得るため“セバスチャン”という偽名を使い、セックスワークの世界に身を投じる。昼は物語を模索する若き作家として、夜は欲望と孤独が交錯する街の中で、他者と自分を見つめ直すもう一人の“彼”として生き始める。二重生活のなかでマックスが見出していくのは、創作のための素材ではなく、社会的な枠を超えた「自己の解放」そのものだった。


脚本・監督は、フィンランド系イギリス人のミッコ・マケラ。クィアなセクシュアリティがもつ越境性と、アイデンティティを受け入れることで生まれる変化の力を、繊細な視点で描き出す。




抑制と衝動、そのはざまに生きる青年、主人公マックスを演じるのは、新星ルーアリ・モリカ。美しい容姿と繊細な感受性を併せ持つ彼は、マックスという複雑な人物をリアルかつ誠実に演じ切り、観客を圧倒的な没入感へと導く。
映画『SEBASTIANセバスチャン』は、2026年1月9日(金)より公開。

ロンドンに住み、将来を嘱望されている若い作家志望のマックスはデビュー作となる長編小説をリアルなものとするために“セバスチャン” という名前で男性相手のセックスワークの世界に足を踏み入れる。職業を通して体験する未知の世界。さまざまなクライアントと接していく内に、マックスとセバスチャンの境界線を次第に見失っていく。
監督・脚本・編集 : ミッコ・マケラ
出演:ルーアリ・モリカ、ヒフトゥ・カセム、イングヴァル・シーグルズソン、ジョナサン・ハイド、リーン・ベスト
配給: リアリーライクフィルムズ
© Sebastian Film and The British Film Institute 2024 / ReallyLikeFilms
2026年1月9日(金) 新宿シネマート、テアトル梅田にて公開
2026年1月10日(土) シアター・イメージフォーラムにて公開