Sep 18, 2025 news

17年の時を超えてスクリーンに蘇る、目も眩むほどに美しい圧巻の“映像詩”的アート体験 映画『落下の王国 4Kデジタルリマスター』

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2008年の日本公開以来、国内では配信されることなく“幻”とされてきたカルト的ファンタジー大作『落下の王国』の4Kデジタルリマスター版が公開される。この度、本作の本予告映像が公開された。

本作は、『ザ・セル』で鮮烈なビジュアル世界を築き、世界に衝撃を与えた“映像の魔術師”ターセム監督が、構想26年、撮影期間4年の歳月をかけて完成させた一級美術品のようなアート作品。この度、オリジナルの劇場公開版でカットされたシーンが新たに追加され公開される。

主人公のスタントマン・ロイは、映画撮影中の事故で大怪我を負い、入院してベッドに横たわっていた。そこに木から落ちて、腕を骨折して入院していた5才の少女・アレクサンドリアが現れる。ロイは動けない自分に代わって、自殺するための薬を薬剤室から持って来させようと、少女に思いつきの冒険物語を紡ぎ聞かせ始めていく。

ターセム監督が私財を投入して挑んだ壮大な自主製作映画である本作の製作をサポートしたのは、デヴィッド・フィンチャーとスパイク・ジョーンズ。衣装は、フランシス・F・コッポラ監督作『ドラキュラ』でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞し、チャン・イーモウ演出の2008年北京オリンピック開会式のコスチュームも担当した 故・石岡瑛子が手掛けた。

CGに頼らず、13の世界遺産、24ヵ国以上のロケーションを巡って撮影された息を吞む“本物”の映像が描き出す、まるで万華鏡を覗くような世界観は、観る者の心を奪い、深く焼きつける。

映画『落下の王国 4Kデジタルリマスター』は、2025年11月21日(金)より全国公開。

作品情報
映画『落下の王国 4Kデジタルリマスター』

時は1915年。映画の撮影中、橋から落ちて大怪我を負い、病室のベッドに横たわるスタントマンのロイは、自暴自棄になっていた。そこに現れたのは、木から落ちて腕を骨折し、入院中の5才の少女・アレクサンドリア。ロイは動けない自分に代わって、自殺するための薬を薬剤室から盗んで来させようと、思いつきの冒険物語を聞かせ始める。

監督:ターセム

出演:リー・ペイス、カティンカ・アンタルー

配給:ショウゲート

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2025年11月21日(金) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、グランドシネマサンシャイン 池袋ほか 全国公開

公式サイト rakkanooukoku4k