「コンラート・ヴォルフ生誕100年 特集上映 2025」が限定公開される。この度、本特集上映の予告映像とポスタービジュアルが公開された。

東ドイツ国営の映画製作会社「DEFA」を代表する映画作家、コンラート・ヴォルフの生誕100年となる2025年、日本初上映となる4作品を含む初めてのレトロスペクティヴが東京と大阪で開催される。

ドイツの映画大学や芸術賞にその名を冠された映画監督でありながら、文化官僚として、芸術家と国家の関係について考察した、知識人として、平和と正義に憧れ個人としての幸福を追求し葛藤した時代の記録者として、彼は、瓦礫まみれの歴史の中で幾度も引き裂かれながら生きた。


この度上映されるのは、「最も重要なドイツ映画100選」に選出され、今年のカンヌ国際映画祭クラシック部門でも上映された、日本初上映作品『星』のほか、計7作品。東西に分断された冷戦期のドイツに生まれたフィルムたちは、新たな分断が加速する現在の世界をいかに照射するのか。




特集上映「コンラート・ヴォルフ生誕100年 特集上映 2025」は、2025年10月18日(土)より公開。
イベント情報

特集上映「コンラート・ヴォルフ生誕100年 特集上映 2025」
東ドイツ国営の映画製作会社「DEFA」を代表する監督の一人、コンラート・ヴォルフの特集上映。
【上映作品】★は日本初上映作品
『星』★
『引き裂かれた空』
『僕は19歳だった』
『太陽を探す人々』★
『競技場の裸の男』★
『ママ、僕は生きてるよ』★
『ソロシンガー』
主催:ユーロスペース、シネ・ヌーヴォ
2025年10月18日(土) 渋谷ユーロスペース
2025年11月29日(土) 大阪シネ・ヌーヴォにて1週間限定公開