芥川賞作家・村田沙耶香のベストセラー小説を実写化する、映画『消滅世界』。この度、本作の特報映像が公開された。
原作は、今春英語版が刊行され、アメリカのニューヨーカー誌でも映画化が報じられるなど注目を集める、村田沙耶香のベストセラー小説。超少子化の先に「性」が消えゆく世界で激動する「恋愛」「結婚」「家族」のあり方に翻弄される若者たちを描いた本作は、大きな話題を呼んだ。

監督は、国内外のさまざまなアーティストのライブやミュージックビデオ、CM、ショートフィルム、大河ドラマのドキュメンタリーなど多岐にわたるフィールドで活躍する映像ディレクター・川村誠。脚本も川村監督自身が手掛け、映像化に挑む。


主人公・雨音役を演じるのは、現在放送中の日本テレビ系ドラマ「DOCTOR PRICE」では岩田剛典演じる主人公のアシスタントとしてヒロイン役を務める蒔田彩珠。雨音の夫・朔役には、近年『ゴールデンカムイ』『バジーノイズ』『九龍ジェネリックロマンス』などの話題作への出演が続く栁俊太郎。
さらに、雨音の良き理解者として学生時代から親交を深める親友の樹里役に、恒松祐里。雨音と同じ高校の同級生・水内役には、結木滉星。樹里の夫・水人役に富田健太郎、雨音の元夫・正信役に清水尚弥。また、雨音の母・雫役に霧島れいか。そのほか、松浦りょう、山中崇、眞島秀和、岩田奏らが脇を固める。
映画『消滅世界』は、2025年11月28日(金)より公開。

人工授精で、子どもを産むことが定着した世界。 そこでは、夫婦間の性行為はタブーとされ 恋や性愛の対象は「家庭の外」の恋人か、二次元キャラというのが常識に。 そんな世界で「両親が愛し合った末」に生まれた主人公・雨音は、母親に嫌悪を抱いていた。 家庭に性愛を持ち込まない清潔な結婚生活を望み、夫以外のヒトやキャラクターと恋愛を重ねる雨音。 だがその“正常”な日々は、夫と移住した実験都市・楽園(エデン)で一変する。
監督・脚本:川村誠
原作:「消滅世界」(村田沙耶香著/河出文庫)
出演:蒔田彩珠、栁俊太郎、恒松祐里、結木滉星、富田健太郎、清水尚弥、松浦りょう、岩田奏、山中崇、眞島秀和、霧島れいか
配給:NAKACHIKA PICTURES
©︎2025「消滅世界」製作委員会
2025年11月28日(金) 公開
公式サイト shoumetsu-sekai