主演・長澤まさみ、監督・大森立嗣のタッグが贈る、映画『おーい、応為』この度、本作の特報映像が公開され、あわせて、新キャストが発表された。
監督・脚本を手がけるのは、『日日是好日』『星の子』『MOTHER マザー』などで人間の奥行きを繊細に描いてきた大森立嗣。『MOTHER マザー』以来大森監督と再タッグを組み、主人公・葛飾応為を演じるのは長澤まさみ。
そしてこの度、応為の父であり師でもある葛飾北斎役を、永瀬正敏が演じることが発表された。さらに、公開された特報映像にも登場する応為の傑作「吉原格子先之図」そして北斎の代表作「富嶽百景」が映し出された劇中写真2点も新たに公開されている。


江戸時代、破天荒な絵師・葛飾北斎と、彼の娘であり弟子でもあった葛飾応為は「美人画では父を凌ぐ」と言われた才を持ち北斎の右腕として、そして数少ない女性の絵師として、人生を描きぬいた。


夫と喧嘩し離縁、北斎のもとに出戻ったお栄(のちの応為)は、すでに有名な絵師だったがより高みを目指し、絵のことしか頭にない父・北斎と再び暮らし始める。絵筆を握る父の背中を見つめながら、絵を描き始め、絵師として生きる覚悟を決めたお栄に北斎は名前を贈る。それが「葛飾応為」。
それは、いつも北斎が「おーい、飯!おーい、筆!」と、何かにつけて、お栄に用を頼むことから付けられた、師匠から弟子へ、父から娘へと渡された名前だった。親ゆずりの画才と豪胆さで、男社会を駆け抜けていった先駆的な女性アーティスト・葛飾応為。自分の心に正直に自由に生きた彼女が、最後にたどり着いた幸せとは。
▼永瀬正敏 コメント全文
繊細な線、力強い線、確信を得た点、、、大森立嗣監督の筆、長澤まさみさんの筆、
皆さんが持ち寄ったそれぞれの筆と
様々な濃度の墨によって描かれた
一枚の合作作品の様な素晴らしい現場で
葛飾北斎として生きられた日々は
一生忘れられないものとなりましたいつも思う事は
揺れ動く不安定な感情の行く末を案じる時
ふと気がつくと、そこには必ず
大森監督の視線が寄り添っていただけている事また
絵に魂を捧げ
大胆に自由に生きられた北斎の
“心”と言うべき存在のお栄(応為)
長澤まさみさんは
僕にとってまさに同様の存在でした感謝しています
熱と信頼、そして確信
スピード感溢れる大森監督の現場は
今後の日本映画の基本になるはずです始まりは
一つの小さな細い線を描くのにも
おぼつかなかった自分を
丁寧に諦めず
最後まで指導してくださった
絵画指導の先生方にも
心から感謝しています
映画『おーい、応為』は、2025年10月17日(金)より全国ロードショー。

江戸時代、破天荒な絵師・葛飾北斎と、彼の娘であり弟子でもあった葛飾応為。「美人画では父を凌ぐ」と言われた才を持ち北斎の右腕として、そして数少ない女性の絵師として、人生を描きぬいた応為。夫と喧嘩し離縁、北斎のもとに出戻ったお栄(のちの応為)は、すでに有名な絵師だったがより高みを目指し、絵のことしか頭にない父・北斎と再び暮らし始めた。絵筆を握る父の背中を見つめながら、お栄もいつしか絵を描き始める。絵師として生きる覚悟を決めたお栄に北斎は名前を贈る。それが「葛飾応為」。それは、いつも北斎が「おーい、飯!おーい、筆!」と、何かにつけて、お栄に用を頼むことから付けられた、師匠から弟子へ、父から娘へと渡された名前だ。茶も入れられず、針仕事もできないが、親ゆずりの画才と豪胆さで、男社会を駆け抜けていった先駆的な女性アーティスト・葛飾応為とは。自分の心に正直に自由に生きた彼女が、最後にたどり着いた幸せとは。
監督・脚本:大森立嗣
原作:飯島虚心「葛飾北斎伝」(岩波文庫刊)
杉浦日向子「百日紅」(筑摩書房刊)より「木瓜」「野分」
出演:長澤まさみ、永瀬正敏
配給:東京テアトル、ヨアケ
©2025「おーい、応為」製作委員会
2025年10月17日(金) 全国ロードショー
公式サイト oioui