Apr 21, 2025 news

『はりぼて』『裸のムラ』五百旗頭幸男監督の最新ドキュメンタリー 本予告映像公開 映画『能登デモクラシー』

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『はりぼて』『裸のムラ』の五百旗頭幸男監督の最新ドキュメンタリー映画『能登デモクラシー』。この度、本作の本予告映像が公開された。

本作は能登半島の中央に位置する石川県穴水町を舞台にしたドキュメンタリー。能登半島の中央に位置する石川県穴水町。人口は7000人を下回り、若者と高齢者の数がともに減りゆく「人口減少の最終段階」に入っている。コンパクトシティを推進する町の中心部から悪路を進んだ限界集落に暮らす元・中学校教師の滝井元之さんは、2020年から手書きの新聞「紡ぐ」を発行し、利益誘導型の政策や町の未来に警鐘を鳴らし続けている。

我慢強さは町民性ともいえるが、滝井さんはこう記す「何もしなければ、何も変わらない」。石川テレビのクルーは市井からの眼差しにローカルメディアの存在意義を重ねながら、役場と町議会の関係の歪さを浮き彫りにしていく。

2024年1月1日、能登半島地震が発生。カメラは思わぬ事態に見舞われた町と人びとの営みをつぶさに見つめる。そして、同年5月に放送されたテレビ版が、穴水に大きな風穴を開ける。映画は確かな変化の芽吹きを映し出していくが‥‥。

映画『能登デモクラシー』は、2025年5月17日(土)より劇場公開。

作品情報
映画『能登デモクラシー』

能登半島の中央に位置する石川県穴水町。人口は7000人を下回り、若者と高齢者の数がともに減りゆく「人口減少の最終段階」に入っている。コンパクトシティを推進する町の中心部から悪路を進んだ限界集落に暮らす元・中学校教師の滝井元之さんは、2020 年から手書きの新聞「紡ぐ」を発行し、利益誘導型の政策や町の未来に警鐘を鳴らし続けている。石川テレビのクルーは市井からの眼差しにローカルメディアの存在意義を重ねながら、惰性と忖度蔓延る役場と町議会の関係の歪さを浮き彫りにしていく。

監督:五百旗頭幸男

配給:東風

©石川テレビ放送

2025年5月17日(土) [東京]ポレポレ東中野 [大阪]第七藝術劇場
2025年5月24日(土) [金沢]シネモンド
ほか劇場公開

公式サイト notodemocracy