Apr 09, 2025 news

W主演キャストは菅野美穂&赤楚衛二! 話題の新感覚ミステリーを実写化 映画『近畿地方のある場所について』

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発行部数35万部突破するなど話題沸騰の小説を実写化する、映画『近畿地方のある場所について』。この度、本作のW主演を、菅野美穂と赤楚衛二が務めることが発表され、あわせて予告映像とティザービジュアルが公開された。

とあるオカルト雑誌の編集者が行方不明になったという。失踪直前まで彼は、未解決事件の捜査資料や、怪現象にまつわる特集記事、お蔵入りとなった過去の取材メモなど、さまざまな情報をかき集めて何かを調べていたらしい。彼の行方を捜す同僚の編集部員・小沢は、ライターの千紘とともに、それらすべての出来事が“近畿地方のある場所”で起きていた事実を知る。なぜその場所で事件が発生するのか。そして、ある場所とは一体どこなのか。

失踪事件の調査をすすめるにつれて“ある場所”へと導かれていくオカルトライター・瀬野千紘役を演じるのは、菅野美穂。千紘と行動をともにしていくうちに“ある場所”の謎に魅せられていく雑誌編集者・小沢悠生役を赤楚衛二が演じる。

監督を務めるのは、『ノロイ』『貞子VS伽椰子』『サユリ』の鬼才・白石晃士。さらに監督の大ファンであり、著作への影響も受けているという原作者・背筋も脚本協力として参加する。

【コメント】

▼菅野美穂
お話を頂いた際に、受け取った原作の表紙の違和感や不穏な雰囲気そのままに、普通の小説とはまるで違う事実が淡々と描写されていってそれが繋がっていくところに凄く引き込まれました。PCサイトの掲示板の書き込みや、伏字など自分でその違和感を考えながら読み進める感覚は怖いんだけど、自分からその怖さを受け取りに行くような感覚で、作品の世界観に引っ張られる力のある素晴らしい原作だと感じました。最近の日本の夏は暑くて暑くて暑すぎるぐらいですけれど、この『近畿地方のある場所について』の映画で、ゾクリと凍える思いをしていただけるんじゃないかなと思います。見たことのないような映画になると確信しています。お楽しみに。

▼赤楚衛二
白石監督の『テケテケ』、『ノロイ』、『口裂け女』をはじめ、ホラー作品は僕にとって青春だったので、お話を頂いた際にはやっと白石監督にお会いできる!と率直に思いました。原作は、近畿地方にまつわる1つ1つの新事実を突きつけられることによって、自分自身が物語の主人公のような感覚で追体験ができ、怖くもありながら真実に進んでいく楽しさを感じられる、いわゆる普通の小説以上に没入感を感じながら読ませていただきました。この映画は誰しものすごく身近にあるかもしれないという怖さと、映画としてのトリックが幾重にも仕掛けられていて、観た後にもう一回観たくなるような楽しさもあると思うので、ぜひ暑い夏にクーラーがんがんの映画館で寒くなってください。

映画『近畿地方のある場所について』は、2025年8月8日(金)より全国公開。

作品情報
映画『近畿地方のある場所について』

行方不明になった雑誌編集者。友人のフリーライターは、彼が消息を絶つ直前まで、過去のオカルト記事を読み漁っていたことを知る。記事はどれも噂や都市伝説、怪談話といった真偽が定かではない内容だった。しかし、それらの情報をつなぎ合わせると、ある場所にまつわる、恐ろしい事実が浮かび上がる。

監督:白石晃士

出演:菅野美穂、赤楚衛二

配給:ワーナー・ブラザース映画

© 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

2025年8月8日(金) 全国公開

公式サイト KINKI-MOVIE