『クーリエ：最高機密の運び屋』で映画監督も務める演出家・ドミニク・クックが手掛ける、第二次世界大戦下のドイツを舞台にしたヒューマンドラマ ナショナル・シアター・ライブ『善き人』。この度、本作の予告映像が公開された。
本作は、C・P・テルラーの戯曲を、TVシリーズ「ドクター・フー」などで知られる人気俳優デヴィッド・テナントが主演し、ハロルド・ピンター劇場で上演した時に撮影された。
主人公は、ナチスがヨーロッパを席巻する中で、ドイツで慎ましく大学教授として働いていたハルダー博士。彼の人生は、社会の流れに沿う形でナチスに加わったことをきっかけに、予期せぬ方向へと進んでいく。
演出を手掛けるのは、舞台だけでなく、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『クーリエ：最高機密の運び屋』で映画監督も務めたドミニク・クック。クックは、2017年のミュージカル『フォリーズ』でローレンス・オリヴィエ賞最優秀リバイバル賞を受賞。イギリスの旬な俳優・演出家がタッグを組んだ本作は、大きな社会の流れに抗うことができない人間の弱さを描く。
ナショナル・シアター・ライブ『善き人』は、2023年10月20日(金)より公開。
作品情報
ナショナル・シアター・ライブ『善き人』
世界が第二次世界大戦に直面する中、善良で知的なドイツ人教授ジョン・ハルダーは、想像を絶する結果をもたらす運動に巻き込まれていく。
演出：ドミニク・クック
原作：C・P・テイラー
出演：デヴィッド・テナント、エリオット・リーヴィー、シャロン・スモール
©️Johan Persson
2023年10月20日(金) 公開
公式サイト ntlive.jp/good
