Nov 05, 2017

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おなじみ『アベンジャーズ』の世界がまた一つ明らかに!最新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』の魅力と2018年に向けた展望

マーベル・スタジオの最新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』は、パワー自慢のソーに、あのハルクも参戦するので、豪快&痛快なノリで楽しませてくれる。さらに来年2018年4月27日(金)に公開が控える『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に向け、重要な作品としても必見だ。ソーのこれまでの活躍から、この最新作の魅力、そして今後のマーベル作品の展望までを一気に紹介しよう!

 

『~エイジ・オブ・ウルトロン』でそれぞれの運命を辿り、“アベンジャーズ2.5”ではソー&ハルクが不在

 

おなじみのアベンジャーズの面々に、今年はスパイダーマンも大きくリンクするなど、ますます世界観が広がってきたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)。しかし、ちょっと音沙汰がなかった2人がいる。ソーとハルクだ。2016年、メインのキャラクターほぼ全員が集結し、『アベンジャーズ』の「2.5(2と3の間の作品)」と言われた『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)。そこに彼らだけが登場しなかったからだ。

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)のクライマックス、東欧の国ソコヴィアで、強敵ウルトロンの軍団と戦い、勝利したアベンジャーズ。戦いの最中にハルクは、ウルトロンから奪還したクインジェットに乗り込み、はるか彼方へと去って行った。そして戦いの後、ソーは、最強の“6つの石”インフィニティ・ストーンの謎を解き明かすために、故郷のアスガルドへ戻った。2人の不在の間に、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のストーリーが展開されていたことになる。

そして今回、その不在だったソーとハルクが大活躍するのが、『マイティ・ソー バトルロイヤル』だ。『マイティ・ソー』のシリーズ3作目という位置づけなので、過去2作を簡単に振り返ってみよう。

 

ジェーンとの出会い&ロキとの激闘、アスガルドを去り、物語は『~エイジ・オブ・ウルトロン』へ

 

『マイティ・ソー』(11)(C) 2011 MARVEL

 

神の世界“アスガルド”で、王位継承権を持つ最強の戦士、ソー。神々の王である父のオーディンを怒らせたことで彼は地球へ追放され、天文学者のジェーンに出会ったのが、1作目の『マイティ・ソー』(11)だった。アスガルドで王座に就こうとするソーの弟、ロキが送り込む戦闘マシン“デストロイヤー”に対し、ソーは自慢の武器“ムジョルニア”を手に激戦を繰り広げた。

 

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(C) 2014 MARVEL

 

続く第2作の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(13)は、『アベンジャーズ』1作目(12)の1年後という設定。一度はアスガルドに戻ったソーだが、愛するジェーンがインフィニティ・ストーンの一つであるエーテルのパワーに侵食されたと知り、地球へ向かい、彼女をアスガルドへ連れ帰ってくる。そしてエーテルのパワーを感知した敵が、アスガルドに襲来する、という展開だった。戦いに勝利したソーは、父のオーディンに自由の身を求め、再びアスガルドを去る。そして地球で『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の物語に合流する……というわけだ。

 

最新作は軽妙&コミカル!ドクター・ストレンジの登場と、ロキとの共闘、ハルクとの再会――MCUネタに歓喜

 

前2作を受け継いだ、この最新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』の特徴は、とにかく豪快かつエンタメに徹している点だろう。前2作ではソーとジェーンの恋愛ドラマなどシリアスな面もいくつかあったが、その部分がなくなったので、ひたすらソーのヒーロー武勇伝として楽しめる。他のMCU作品とも違う、軽妙でコミカルなノリも強調され、笑えるシーンが増えているのも大きな魅力だ。

 

 

アスガルドで、ソーの物語が芝居で上演されるオープニングからして、MCU作品とは思えない、ほのぼのとした雰囲気。その後、ロキが追放した父オーディンを探すため、ニューヨークへ向かったソーが、あのドクター・ストレンジと出会うまでが超テンポよく展開され、あっという間に物語に引き込まれる。ドクター・ストレンジが他のMCU作品に登場するのは今回が初。短いシーンながら、そのパワーでオーディン探しを手伝う姿に、MCUファンは歓喜することだろう。

 

 

今回、最大の敵としてソーの前に現れるのは、死を司る女神のヘラ。オーディンによると世界を滅亡させるほどの破壊力を持つ強敵であり、演じるのはオスカー女優のケイト・ブランシェットとあって、その存在感は半端じゃない。ソーの武器で、他の者では絶対に操ることができないムジョルニアも、ヘラはいとも簡単に受け止めてしまうのだ。そんなヘラに対し、ソーはロキと共闘するのだが、ロキが一筋縄ではいかないことは誰もが承知。『アベンジャーズ』1作目で、あれだけアベンジャーズを裏切りまくったのだから(ソーも、いい加減、懲りてほしい!)、要所でのロキの邪悪な行動は、ある意味で「待ってました」という感じ。予想どおりのスパイスになっている。

 

 

そして今回のもう一人の主役と言っていいハルクとは、ソーが流れ着いた惑星サカールで再会を果たす。ブールス・バナーに戻らず、『~エイジ・オブ・ウルトロン』以後、緑の巨大な肉体のままだったハルクが、サカールでの格闘大会でソーと対戦するのだ。ここは本作でも最大の見せ場と言っていい。かつてアイアンマンとも戦ったハルクだが、今回の仲間同士の激戦は、おたがい筋肉自慢ということでMCU作品でも屈指の肉弾戦に圧倒されることだろう。

 

 

ソーとハルクの、やや噛み合ないやりとりも笑いを加速。ハルクがアイアンマンへの反発を示すエピソードや、ブラック・ウィドウへのときめきを思い出すシーンなどは、MCU作品を観てきた人にとっては微笑ましいばかり。この第3作は、『マイティ・ソー』の過去2作以上に、MCUとのリンクを発見する喜びにも満ちているのだ。

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