Jun 02, 2018

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ハローキティから原作&ゲームネタまで!知っておきたいデップー厳選トリビア10選

現在公開中の映画『デッドプール2』。満載すぎる見どころから、ウルヴァリンとの関係性、『X-MEN』シリーズにおける立ち位置までをご紹介した前回の『デッドプール2』コラムに続き、今回は本作をさらに楽しむための厳選トリビアをご紹介する。

 

ハローキティ好きの設定はSNSにまで活かされている

 

『レディ・プレイヤー1』(18年)にも登場していたように、「ハローキティ」は日本のサンリオが生み出した世界中にファンの多くいる有名なキャラクター。劇中オープニングでいきなり登場するので見逃してしまいそうだが、デップーはキティちゃんのリップクリームを愛用しているのではないかと想像できるシーンが。デップーの公式ツイッターが唯一フォローしているのがキティちゃんのアカウントなので、ファンとしての本気度が言葉要らずで伝わってくる。なお本国アメリカのツイッターアカウントでは、デップーはキティに加え、今回の新キャラ“ピーター”をフォロー。気になる人はチェックしてみよう。

 

大失敗した『グリーン・ランタン』のトラウマ再び?!

 

デップー役のライアン・レイノルズは、興行的に大コケしてしまったDCコミックスの『グリーン・ランタン』(11年)を演じた過去が拭えないのを理解しつつ、前作の冒頭部分で財布の中に『グリーン・ランタン』のカードがチラっと見えるシーンと、拷問を受けた時に「緑のコスチュームにはしないでくれ」とチャッカリお願いするシーンで自虐ネタを披露。

20世紀フォックスの製作陣営は『グリーン・ランタン』の配給元ワーナー・ブラザースやDCコミックス側から怒られるんじゃ、と冷や冷やしていたというが、ライアンたちプロデューサー陣は、「最初はニュー・ライン・シネマ、つまりワーナー・ブラザース配給でデップーは製作されることで立ち上がった企画だったが、結局それが流れて20世紀フォックスで進められたわけなので、『グリーン・ランタン』が再び注目される可能性もあるし、シニカルなギャグにするぐらいは問題ないでしょ」と気にしてなかったそうな。

ちなみに拷問を受けて醜い顔へ変えられた時、「放射能汚染された闘犬に噛まれるとこんな顔になるんだ」っていうセリフは、原作コミックの『アメイジング・スパイダーマン』で使われていたセリフからパクったものだったりする。デップーはスパイダーマンが大好きで、実は親友になりたいと心の中で抱いているほど。

 

 

日本では危うく劇場未公開作になっていた?!

 

日本の20世紀フォックスでは、『キングスマン』(14年)と同じく、他社へライセンスアウト(『キングスマン』の劇場配給はKADOKAWA、パッケージはソニー・ピクチャーズエンタテインメント)、または劇場未公開作で展開予定だった『デッドプール』。日本では無名すぎたデップーでしたが、ネット民たち(特にニコニコ動画)の間でトンでもないほどの支持率を得ていたことを知り、日本国内でも劇場公開へ。で、蓋を開けてみたら20億円の興収となり、R-15指定作品ではあったが日本でもまさかの大ヒットを記録。普段は映画館へ足を運ばないネット民たちがこぞって劇場へ鑑賞しに行ったことも相乗効果となった。

実は日本におけるデップー人気の影には、とあるビデオゲームにて登場した際の破天荒なキャラクター像に紐づいている。カプコンから2011年にリリースされた『マーヴル VS. カプコン3』なる格闘ゲームに参戦したデップーは、原作コミックと同様にメタフィクション全開でプレイヤーへ語りかけてきたりと、デップーをこのゲームで知ったゲーマーたちは度肝を抜かされる。邦訳された原作コミックでは“俺ちゃん”とかの表現もあったりして、当時全盛を誇っていたニコニコ動画を中心に“デップー”“俺ちゃん”なる言葉がマーベルファンたちの手によって拡散されていく。2013年にはアクティビジョンからデップー単体のゲームが発売されているのだが、こちらはカプコン製とは違い、原作同様に斬首やら内臓飛び出しなどのヴァイオレンスシーン満載のため、残念ながら日本国内では未発売。

 

映像の流出は最初から仕組まれていたという噂

 

『デッドプール』の映画化が20世紀フォックス配給でほぼ内定し、プリプロダクションがすでに始まっていた2012年。デップーに扮するライアンが参加したテスト用映像が、2014年に突如としてインターネットへ流出される。この映像が大きな話題となり、マーベルファンたちから一気に拡散。実はその映像はライアン本人や製作陣営が戦略的に漏洩させたとの噂もあったが、その反響がすさまじく、その2ヶ月後、公式で映像素材がインターネットに掲載される。ネットを中心に話題を集め、マーベル初のヴァイオレンスシーン満載な映画でR指定(全米では17歳未満鑑賞禁止)にも関わらず、2016年2月に全米で公開され記録的な大ヒットとなった。

 

デッドプールの初登場時はなんと暗殺者の悪役!

 

原作コミックにおける『デッドプール』の初登場は、1991年2月に出版された『ニューミュータンツ #98』。アポカリプスの実の息子でありケーブルの養子ジェネシスに雇われた暗殺者として登場し、ケーブルの暗殺を頼まれニューミュータンツたちを翻弄しまくるが、ドミノの不意打ちによって捕まるという完全にヴィラン側な悪党の役であった。その後も『Xフォース』のコミックへ何度か登場したのち、『アベンジャーズ』『デアデビル』などにもひょっこり登場からの、1993年に初めて『デッドプール サークル・チェイス』で、ミニシリーズではあるが単独コミックデビュー。1997年からレギュラーでシリーズ化され現在に至る。ちなみにデップーのド派手なデザインは、DCコミックスが1980年に発行した『ニュー・ティーンタイタンズ #2』のデスストロークを意識してクリエイトされ、デスストロークの本名がスレイド・ウィルソンだったからデップーは名前までウェイド・ウィルソンにしてしまうリスペクト全開。そして裏設定ではデスストロークとデッドプールは遠縁の親戚になっている。会社が違うので決して映画での共演はないだろが…。

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